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知っててよかった! 就職活動のサポート機関

川崎市就業支援室 キャリアサポートかわさき

2010/09/22

相談、研修、職場定着までを強力にサポート

てくのかわさき、青の入り口が目印。
てくのかわさき、青の入り口が目印。
キャリアサポートかわさきでは、「総合相談窓口」を開設し、長期的な安定雇用に向けてキャリア・コンサルタントによる個別相談から求人紹介、就職までをサポートする就業マッチングを行っているほか、短期の仕事の紹介や生活・住居の相談、労働問題の相談など様々な支援を行っています。また、その他に就職の準備をバックアップする就職準備セミナー、離職を余儀なくされた求職者の方等を対象とした就業チャレンジセミナーなど多様なメニューを用意して求職者の方の活動を支援しています。
今回は、キャリアサポートかわさきでキャリア・コンサルタントとして従事している高橋重行氏に伺いました。

自分自身のたな卸しとは

高橋氏は個別相談のほか講演の講師などでも活躍。
高橋氏は個別相談のほか講演の講師などでも活躍。
キャリアサポートかわさきは就業を望む市民の方々を総合的にバックアップするのが本来の目的です。求人開拓には最も多くの人手を割いていて約10人の職員が当たり、カウンセラーその他で総計約20名のスタッフで運営しています。土曜午前中には臨床心理士にきていただいて1日2名に限り専門的なカウンセリングも実施しています。
個別相談でお話を伺うと、自分自身の意向について整理がついていなくて、当面どうすべきかはっきりしない方が多くみられます。このような場合には、何度か相談を繰り返しながら方向付けをしていくことになります。徐々に内面で本来求めているものが引き出されることによって、今どうすべきか分かっていくこともあります。本当にやりたい仕事の「絞り込み」が不十分なまま条件、待遇だけで選んで職に就いたとしても、結局長続きせず転職をくり返すことにもなりかねません。
ですから、自分はどういう仕事に適しているか、どういう仕事に強いのか、どんな経験があるのかなどを改めて確認して、事前にキャリアとビジネスの基礎能力の「棚卸し」をして下さい、その上で何をすべきか考えていきましょうと、相談者の方にはいつも申し上げております。
これまでの経験では、カウンセリングに来る若者に問題が多くみられます。過半数の方が精神的な悩みを抱えていて、ダメージを受けているのが実情です。自覚していなくとも、明らかなうつ状態の方もおりますし、親御さんが相談にみえて、就業支援でありながらそれ以前の生活相談とならざるを得ない事例もありました。2010年7月からは同じてくのかわさきに入居している「かわさき若者サポートステーション」が本格的に活動を始めて、こうした生活相談を引き受けてくれています。
現在キャリアサポートかわさきで企画、実施されているセミナーを図1に示しました。就職のための準備段階がきちっとできていない人が多いことを考慮して「就職準備セミナー」は就職活動とはどうあるべきか具体例もあげながら説明し、内容を充実させています。セミナーで学んだことをカウンセリングに連携することもできます。
また、「就業チャレンジセミナー 」は離職を余儀なくされた方々を主な対象としています。「早期就職実現講座」は短期間(2日間)集中講座で早期就職を目指すというもの、「コミュニケーション」はビジネス上(職場)で職場定着の為等の工夫や情報を伝授するという内容になっています。

お問い合わせ

株式会社フューチャーリンクネットワーク(TEL:047-495-0635)
川崎市経済労働局労働雇用部(TEL:044-200-2276)

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