企業情報
小田急百合ヶ丘駅から歩いて5分。あさお生活・ケア総合センター株式会社は閑静な住宅地の一角=写真=にあります。ヘルパー、ケアマネジャー、看護師らのスタッフ41人が地域住民、とくに高齢者の皆様と深いつながりを大切にしており、実際高い支持を得ています。
「介護度4~5の比較的高い人たちがおられるので、医療との連携を密にして、ケアマネ、看護師、ヘルパー三者の細かい情報を共有できるよう心掛けています。ターミナルケアとなると、ご家族の方との連携が要求されます。ヘルパーの教育も欠かせません。また新人ヘルパーにはサービス提供責任者が必ず同行して手厚いフォローをしています。」と語っていただいたのはサービス提供責任者の西れい子さん。
スタッフは月一度の勉強会を開いて、法令で義務づけられた感染症予防の研修、おむつフィッターによる講習など常に介護技術の向上に努めている。「医療依存度の高い方にも対応しています。ヘルパーは現在26人が登録していますが、定着率は抜群に高いです」と、西さんは強調。高齢化が進み、介護も複雑、多岐なサービスが要求されている。“お客様のニーズに見合った”介護の在り方に積極的に取り組んでいる姿勢がみてとれました。
前身は百合ヶ丘駅最寄りの内田医院の4Fに設立された「あさお訪問看護ステーション」である。同ステーションは平成7年設立。設立者は現在、あさお生活・ケア総合センターKKの顧問・金森律子さんである。聖マリアンナ医科大学病院に在職中、ターミナルのがん患者やALS(筋萎縮性側索硬化症)のような難病患者に接して在宅治療の必要性を痛感していた金森さんは、内田医院の院長の理解と協力を得て訪問看護主体の事業に取り組んでいた。そんな金森さんの元へ福祉分野への進出をはかっていた東証1部上場のエア・ウォーター株式会社=本社・大阪市=からグループ話が持ち込まれ、平成11年「あさお生活・ケア総合センター株式会社」として、現在地で装いもあらたに発足したものだ。
「在宅看護のビジョンだけは持ち続けてきました。現在は月に一度出社して相談にのるような立場ですが、今のスタッフがしっかり頑張ってくれているのが本当にうれしいですね」(金森さん)
麻生区社会福祉協議会、麻生市役所の共催で毎年11月に「あさお福祉まつり」が区役所と麻生市民館周辺で開かれている。あさお生活・ケア総合センターでは総力をあげて参加、地域の福祉活動に一役かっている。血圧測定、介護相談、健康診断、聴診器コーナーなどを設け、好評を博している=写真=。「また来年もお願いします、と感謝されるとやりがいがあります。もちろんこれからも参加していくつもりです」とは総務・人事担当の藤森純子さん。“来て!見て!つなごう心の輪”――地域住民とのつながりはこんなところにも。
センターの入り口にある寄せ植え=写真=が思わず目に入った。肌寒い2月の陽気もなんの、青、赤などカラフルな草花が咲き乱れている。ボロニアピナータ、ラナンキュラス、プリムラ・ジュリアン……皆さん、ご存じですか、こんな花の名前。市内多摩区生田の園芸ショップの協力を得て、2か月に一度のペースで寄せ植えされている。散歩する人たちが思わず足を止めて見入っている光景には、発案の同社スタッフも思わず笑顔。
企業名 | あさお生活・ケア総合センター株式会社 |
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所在地 | 〒215-0011 川崎市麻生区百合丘 1-4-13 |
TEL | 044-969-1280 |
代表者 | 坂尾伸夫 |
従業員数 | 41名 |
事業内容 | 訪問看護・訪問介護・居宅介護支援サービス。 他に教育研修やスキンケア製品の販売。 |
ホームページ | http://www.asao-totalcare.co.jp |
追記事項 | あさお訪問看護ステーションを核とした新会社として、訪問看護・介護の総合ケアを目指し、平成11年10月から営業を開始しました。東証1部上場のエア・ウォーター(株)グループです。あさお訪問看護ステーション、あさおケアサポートセンター、あさおホームヘルプセンター、スキンケア販売部門の4つの部門が連携して地域の方の在宅生活をサポートしています。 |
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