宮崎台駅から南東に歩いて10分余。セントケア川崎宮前はマンションの1階に神奈川１の規模を誇るスペースであります。ここでは約50人のスタッフがデイサービス、看護訪問などに従事しています。平成17年4月にデイサービスを設けるにあたり宮前平にあった施設を現在地に移したもので、事務所は明るくゆったりした広さ。スタッフも笑顔が美しい。

訪問者介護のリーダー福田さんは「お客様一人一人にあわせてこの仕事に取り組んでいます。毎日が小さな発見と出会いの連続です」と初々しい。大学で経済を専攻していたという福田さんの転機は、高齢化社会という世相を自らに問い、決断に至ったそうです。趣味は生け花。上手に気分転換をはかっている姿に感動しました。

また、デイサービスのマネージャーで生活相談員でもある磯崎茂昌さんは「6年前、祖母が脳出血し施設でお世話になるようになったことがきっかけで、この仕事に就きました」。入社6年で現在はスタッフ間の信望も厚い立派なチームリーダーです。

セントケア神奈川は現在52か所の事業所があります。訪問介護27、訪問入浴16、デイサービス8、グループホーム8、居宅介護支援14、リフォーム5、訪問介護3の事業を展開しています。
平成19年4月設立。着実に事業を拡大している同社の礎となっている企業スピリットを，野間弘臣川崎エリア係長がそっと見せてくれた”我社の仕事”と題する一枚の紙に発見しました。
「理想は福祉社会の創造です－－地域社会とのコミニュケーションを通じ、ホスピタリティ（厚遇）の創造を追求し、住みよい環境、福祉社会の実現に貢献することです」
「目的は生きがいの創造です」
「目標は考えられるかぎりの最高のヘルスケア企業を築くことです」
「理想、目的の方法手段は、方針を守り計画を達成し、環境整備の徹底に勉めることです」

セントケア（聖なる介護）はこれからますます必要に迫られるくるはずです。