社会福祉法人陽光会　根本芳夫法人本部長に、東京都台東区の東京事務所にてお話を伺いました。陽光会は㈱サンライズ・ヴィラを経営母体として平成20年に設立され、特別養護老人ホーム陽光苑を横浜市旭区今宿に平成23年4月1日の開設しました。根本本部長はサンライズ・ヴィラの運営部担当部長また、関連医療法人あすなろ会の理事も務められています。

サンライズ・ヴィラでは現在、有料老人ホーム等16ヵ所、および診療所1ヵ所を運営しております。介護施設に対するニーズは高まる一方ですが、有料老人ホームへの入居には経済的な条件が整わない方もいらっしゃいます。そこで、社会福祉法人を設立して110床（短期入所10床）の特別養護老人ホーム「陽光苑」を新規に開設いたしました。
これまで、有料老人ホームの運営ではあすなろ会やまとサンクリニックと連携して、健康管理、訪問診療の実施などで大きな成果を挙げています。陽光苑でも引き続き、同クリニックと密接に連携して、介護と医療の両面から入居者様をサポートできる体制作りを目指していきたいと考えております。
写真：サンライズ・ヴィラ運営施設の一つ「フェリエドゥ横浜鴨居（介護専用型有料老人ホーム）」

「入居者様第一主義」
「高齢化社会に貢献」
「職員の生活向上と成長」
サンライズ・ヴィラから陽光苑に引き継いだ施設運営理念を掲げました。
介護はユニットケア〔11人程度のユニット(単位)ごとに介護を行う〕を採用します。例えば、食事や入浴はユニットの中では時間の幅を持たせて、入居者様のそれまでの生活リズムに近いものとします。サークル活動は習字、音楽活動など多くのメニューを作って選択の幅を広くしたいと考えております。入居者様と職員の比率はおよそ2：1（法定では3：1）として、対応いたします。
職員の方には介護に関する理解とともに、自分自身のビジョンを持っていただきたいと思います。5年後、10年後にはどのようなスキルを身に付け、どんな資格で仕事を進めたいのか、さらに30年後には施設長になる、大学等で教育をする立場になるなどの夢を持ってもらいたい。そのためにも陽光苑で経験をつみ、しっかりとスキルを身につけていただければと思います。
介護に対して「やる気と熱意」を持って、陽光苑の運営を支えていただけるような多くの方の応募をお待ちしております。