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企業情報

窒化工業 株式会社

昭和33年の創業以来、窒化処理の研究と技術の蓄積を重ねています。

窒化工業 株式会社

企業理念
「互助互恵」を薦めます。

会社と会社、会社と個人、個人と個人、そのほかお得意様、協力工場とみんなが助け合うことで、みんなが豊かになりましょうという事です。

営業品目
ガス窒化、ガス軟窒化、プラスチック成形機用シリンダー・スクリュー製作、精密機器部品製作

主要機械設備
数値制御旋盤(心間6,000mm径650φ)他     4基
旋    盤(心間4,000mm径750φ)他       2基
数値制御横フライス盤(360mm×1,650mm)他   3基
ラジアルホール盤(1.600mm径1,650mm)他    3基
ホール盤                           1基
模型ホーニング盤(6,000mm)             1基
定  盤                           3基

窒化用電気炉(自動温度調節) 
1号炉  (640φ×1,700mm)
2号炉  (640φ×2,800mm)
3号炉  (640φ×4,700mm)
4号炉  (400φ×6,000mm)
6号炉  (400φ×1,700mm)
7号炉  (400φ×1,700mm)
8号炉  (600φ×1,000mm)
9号炉  (400φ×1,000mm)
10号炉  350mm×200mm×400mm

他にガス軟窒化炉(全自動)、焼鈍用電気炉(自動温度調節)が有ります。

創業と窒化処理

創業と窒化処理

JR川崎駅より臨港バスの川22(三井埠頭線)・三井埠頭行で約11分の浜町三丁目で下車、徒歩約11分の浅野町工業団地の中にありました。回りは大きな工場と倉庫が多く静かなところです。お訪ねして採用ご担当の総務部の高橋一弘様にお話をお伺いしました。

「当社の創業は昭和33年。先代の社長が、当時は外国の機械が多く、使用していくと消耗により部品が使えなくなるが、新しい部品がなかなか手に入らない事が多く、大変困っておりました。そこで新たに国内で部品を作ることを提案、試験を重ねて部品の製造を開始したのが始まりです。その後鋼の耐摩耗性、耐浸蝕性を増し、より強い鋼に変えることができる、窒化処理の技術を採用し、試験と改良を重ねて、高度の窒化処理技術を得る事ができました。長い間培ってきた窒化処理技術に自信を持っています」

窒化処理とはどの様な技術ですか
「当社の事業である窒化処理とは、削りだした鋼の表面を硬化させる為にアンモニアガス、またはその他の窒素を含む媒材中で鋼を加熱し、分解して生じた発生期の、原子状窒素が鋼の表面より滲入して、鋼の内部に拡散浸透させる方法です。こうして窒化物が分散して析出し、鋼の表面に耐摩耗性、耐浸蝕性の優れた窒化層を得た鋼の製品が出来上がります。窒化処理は2種類の方法が有ります。
ガス窒化はプラスチック押出機・射出成形機・ダイカスト機械・工作機械・内燃機関・ポンプ及び圧縮機・各種ゲージ・金型等に適した窒化処理方法です。
ガス軟窒化はガス窒化より窒化層が薄いため、処理後の研磨仕上げを必要としない部品に適し、自動車部品・産業機械部品・事務機器・油圧機器・金型類等の製品に適した窒化処理方法です。
当社はお客様からのオーダーにより窒化処理した製品作りと、当社オリジナルの窒化処理したシリンダー、スクリュー等の製品の販売もしております」

◆析出(せきしゅつ)とは、ある物質の溶液から固体が現れること。析出は主に温度変化や溶媒の量・混合比の変化によって、その化合物の溶解度が下がることによって起こる。再結晶や再沈殿はこの現象を利用した物質の精製法である。(ウィキペディアより)

社員構成と社員の雰囲気は

社員構成と社員の雰囲気は

「社員数は20名、男女比は19:1で総務の女性が1人です。平均年齢は約45歳。
社員同士の雰囲気は製造部と営業部で、仕事上の意見や立場の違いで言い合う事があります。立場として譲れない事は納得するまで話し合います。仕事を離れた昼休みや仕事の終了後は、又もとの仲の良い仲間に戻り和気藹々としています。又当社は川崎市のスポーツクラブNAS新川崎の法人会員になっており、社員に就業後や休日に仲間同士でリフレッシュしてもらっています」

求められる人材は10年位の技術経験者

求められる人材は10年位の技術経験者

「今当社にはベテランの技術者数名と若手の技術者が居ますが、経験が10年位の技術者が少ないのです。若手の技術者はベテランの人に敷居が高く、質問等を控えてしまう様ですが、若手とベテランの間の中間の技術者がいれば、容易に技術の相談等をしやすくなります。
求める人材は10年位の金属加工の経験を持った人で、明るい性格で若い技術者に技術の教育等と、人生の相談等ができる兄貴分的な人です」

昨年入社の吉野直樹さんにお聞きしました

昨年入社の吉野直樹さんにお聞きしました

「前職は静岡県の富士宮で虹鱒の養殖の仕事をしていました。その前にも金属加工の仕事をしていたので、養殖の仕事をやめた時に、又金属加工の仕事がしたいと思い、この会社に入社しました。この会社に入って良かった事は先輩が皆優しく親切にサポートしてくれたことです。好きな金属加工の仕事ができるようになってうれしかったです。辛かったのは加工に失敗した時です。誰かに怒られる事も無いのですが自分自身で大変落ち込んでしまいました。今後はもっともっと技術の向上を計りたいと思います。技術の指導や人生の相談に乗ってもらえる先輩に入って頂ければうれしいです」2012年入社の吉野直樹さん、30歳

企業名窒化工業 株式会社
所在地〒210-0854
神奈川県川崎市川崎区浅野町6-2
TEL044 ( 344 ) 6263
代表者吉永秀雄
従業員数20名
事業内容プラスチック成形機用シリンダー・スクリュー製作、ガス窒化、ガス軟窒化処理 等
ホームページhttp://www.chikka-j.com
追記事項得意先の要望に応じた製品を素材より完成に至るまで、一貫した加工処理を行っています。
業界でもオリジナリティ豊かな存在として成長しています。
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