株式会社アイ・ディ・エスは1998年（平成10年）の「グループホームバナナ園」（幸区小倉）の開設から、川崎市の地域・福祉介護事業に参画してきた地域密着型企業です。

バナナ園グループとして、この11月に宮前区菅生に8つ目の「バナナ園生田の泉」がオープンを間近に控えています。耐震、耐火の鉄筋コンクリート造り3階建て3階に眺望にすぐれた9室があります。この新施設では狂言師の十世三宅藤久郎さんを招いて狂言のイベントが開催されることが決まっている。「狂言は喜劇なんですね。だから笑いが生まれる。お年寄りの方に元気と活力を与えてくれます。三宅さん自身もグループホームに理解を示されています。

こうした開催は業界初のことでしょう」と、矢野達郎常務取締役。入居者だけでなく、施設周辺の一般客も迎えてのイベントで、”地域密着”を大切にしているバナナ園グループならではだ。ちなみにバナナ園の名前の由来を「バナナは栄養の源。しかも同時にたくさん実る。利用者にも我々にとっても実り多いものにしたいという願望が込められています」と説明していただきました。

上丸子小学校のお隣にあるガラス張りのモダンな建物＝写真＝3階が株式会社アイ・ディ・エスの事務所です。ここでは総務、経理、人事等で6人のスタッフが働いています。川崎市内のバナナ園施設を統括する心臓部ともいえます。「2階は同じ系列のビルメンテナンス会社でその企業を興した会長（矢野邦一氏）が介護事業に乗り出した次第です」と矢野達郎常務取締役。陽光がそそぐ明るい雰囲気の職場です。JR武蔵小杉駅から徒歩15分、東急東横線新丸子駅から徒歩5分余のところです。