福祉事業推進室長にお話を伺いました。

（株）中央防災技研は、もともと火災を一定の範囲内に止めて拡大を防ぐ「防火区画工事」を行っており、ランドマークタワーなど大規模ビルでの実績もあります。
平成11年、社会的ニーズの高まりを民間の活力で満たすべく「クリンライフケア事業部」を立ち上げ訪問介護サービスを開始しております。
横浜事業本部（横浜市神奈川区）と川崎市中原区、横浜市南区・鶴見・中区の全5事業所でサービスを展開しています。神奈川県下で最も信頼できる事業所を目指して、地域密着型の質の高いサービス提供を心がけております。
介護とはご利用者様と密着する仕事ですから、マンパワーの育成が当社の大きな課題です。
写真＜スカイハイツトーカイ7階に横浜事業本部、16階に防火区画工事関連の事務所が入る。＞

クリンライフケア事業部の5つの事業所はそれぞれ独立採算制になっています。どの事業所も市や県に報告しなければならないような事故は起きていませんし、赤字で悩んでいるところもありません。しかし、事業所によっては、職員の年収は大きく差がついているのが実情です。地域の事情もありますが、サービスの質あるいはどれだけご利用者様のニーズに応えていけるかがポイントだと思います。
実績の上がっている事業所ではどんな時間でも、多様なご利用者様の事情にも応じられるサービス提供体制が整っていて、クレームは殆どありません。管理者は教育熱心でヘルパーさんとの同行が多いようです。その結果、ヘルパーさんの技術も上がり定着してくれて、ご利用者様の評判、信頼感が高まります。こうした評判は県、市などにも伝わりますから、新たな仕事の依頼が増えてきて、すべて良い循環になっていくと思われます。
そうなれば、年収もアップしてモチベーションもますます高まってきます。

介護の職種を大まかに分けると、「管理者」、「サービス提供責任者」、「登録ヘルパー（非常勤パート）」となります。現在、「サービス提供責任者」、「ヘルパーさん」を募集していますが、いずれの立場でも、サービス提供に関するマネジメント感覚、福祉現場での要請とビジネス感覚のバランスのとれたサービスの提供が必要です。
本来、「管理者」、「サービス提供責任者」はヘルパーさんが経験、知識を積み重ねて上がっていくのが理想かもしれませんが、そうしたキャリアプランを持っている方にはなかなかめぐり合えません。今回は未経験でも、やる気があって地道に介護に専心してくれる方を望んでおります。
サービス提供責任者は経験者で、バランス感覚に優れていて“自分の給料は自分で増やす”くらいの気概ある方であれば会社にも貢献していただけると思います。
当社としては、安心して任せられる人材が育ち次第、事業所の新設も視野に入れております。