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川崎アワード

第16回 かわさき餃子舗の会 殿

入口には桜がちょろっと咲いていた。
入口には桜がちょろっと咲いていた。

川崎のおしゃれな新名所、としても知られている「ラ チッタデッラ」。

石畳の小道は、まるで古きよき時代のヨーロッパみたいです。

外国みたいだよね、まるで。
外国みたいだよね、まるで。

歩道のテーブルでちょっとカフェタイム、というのも絵になる街角。

しかし、今日は「餃子舗の会」の取材なのだ。

だって実は、かわさきって餃子のまち、だったんですよ。知ってました?

3秒でヨーロッパから昭和の路地へ。
3秒でヨーロッパから昭和の路地へ。

ヨーロッパの小道から一歩入ると、いきなり出てくる昭和時代の路地。

アンバランスなこの街並みこそ、「かわさき」ですよねぇ~。
おしゃれな石畳も良いけれど、実はこの昭和な感じのがしっくりきてしまうのは、やっぱり自分が思いっきり昭和時代の人間だからですかね?

路地で日向ぼっこをしてた猫。
路地で日向ぼっこをしてた猫。
ぜんぜん動かない。
誰かを待っているのか。
ぜんぜん動かない。
誰かを待っているのか。

とおりがかるおじさんが「クロちゃんおいで」といって、ごはんをあげていた。


でも、あとから来た猫も「クロちゃん」と呼んでいた。
全員クロちゃんらしい。


おじさん曰く、
「こいつに会うとパチンコが出る」とのこと。クロちゃんは招き猫だった。


さて、これから行くのは、かわさき餃子舗の会会長の店「成喜」。
この路地の真中にある中華料理屋さんです。

成喜さんの入口。
成喜さんの入口。

入口は意外とシックな色合い。


平日の午後2時というランチも終わりになる時間なのに、お客さんがとぎれない…
もしかしたら、ヨーロッパよりも昭和の方が落ち着くっていう私のような人が多いのかも??

市長と並んで撮った写真も飾ってありました。
市長と並んで撮った写真も飾ってありました。

ごめんください…お忙しいとこすみません。


店に入るとすぐ左、黄金に輝く「餃子舗の会会員」の看板。
まさしくここは餃子舗の会のお店なのだ。うん。

う、なんかこわそう…?
う、なんかこわそう…?

そしてこちらが、「成喜」の鬼塚社長。
見るからに修行を重ねた大御所の雰囲気。

お忙しいとこ、ほんとすみません!
餃子舗の会のこと、教えてほしいのですが。。。


「では、2階でお話しましょうか」


笑顔で案内してくれた社長の、見た目とはちがうおだやかな口調にほっとする。

さっそく社長に川崎と餃子のつながりを聞いてみました。

正直いうと、餃子ですぐに思い浮かぶのは宇都宮なのですが、川崎と餃子ってどんなつながりがあるんですか?

 戦後、川崎にはギョーザを扱う店がたくさんありました。といっても、今でいうラーメンとつまみを出すくらいの、庶民が気軽に食べにくる店です。今だと「ラーメン屋」という呼び方が一般的ですが、その頃は「ギョーザ屋」と言われていました。 餃子が日本で一般的になったのは、戦後中国からの引き揚げ者によるものです。戦後「ギョーザ屋」が多く並んでいたことで有名な渋谷の「恋文横丁」と同じように、川崎にもギョーザ屋がたくさんあったんです。
昭和2年、「成喜」開業のときの写真。
昭和2年、「成喜」開業のときの写真。
では、成喜さんもやはり、戦後ずっとギョーザ屋として続けてきたというわけですね?

 いや、実はそのころうちは日本料理の店だったんです。昭和12年に創業してから和食の店としてやってきたのですが、戦後の日本で必要とされたのは料亭の味ではなく庶民の味。ギョーザをはじめ中華の定食などを取りいれ、とうとう昭和28年には中華料理の専門店となりました。
ちなみにもうひとつ、川崎がギョーザのまち、と言える理由がこれ。

総務省統計局の「家計から見た品目別支出金額(2004~6年)」の調査で、川崎市は中華食への外食支出金額が全国1位となっている。
「外食するなら中華」と考える川崎市民がそれだけ多いというのは、やはり戦後からずっとこの地域で餃子をはじめとする「庶民の中華」が愛されているからこそ、なのだ。
表彰します!
表彰します!
いやー、知らなかった。
川崎って、立派に「餃子のまち」、だったんですね。

派手ではないけれど、こうしてまちの味、庶民の味を守っているお店があると思うと、今まで以上に餃子に親しみがわいてきた。

もうこれは表彰するっきゃない!
させてください!
「会のみんなにみせなくちゃ」といってくれた鬼塚社長。
これからも川崎の餃子をどんどん有名にしてください!
「会のみんなにみせなくちゃ」といってくれた鬼塚社長。
これからも川崎の餃子をどんどん有名にしてください!
「かわさき餃子舗の会」は、現在18店舗。
4月18日、19日に開催される「かわさきアジアンフェスタ」の日には、かわさき餃子舗の会を利用すると、会員の店で使える共通半額券をプレゼントしてくれるのだそう。

また、夏には会員の店のスタンプラリーも予定されており、抽選でビッグなプレゼントが当たるチャンスも企画中だとか。

川崎の餃子の味を再確認、そしてたっぷり満喫できるこの機会、お見逃しなく!

中華 成喜

神奈川県川崎市川崎区小川町2-11
TEL.044-244-4888