地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、川崎の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

川崎の地域情報サイト「まいぷれ」

川崎アワード

第20回 大師公園 瀋秀園 殿

川崎大師のほど近くにある「大師公園」。

今回はその大師公園内にある、中国庭園「瀋秀園」に行って来ました。
赤い柵の向こうに見えるのが入口
赤い柵の向こうに見えるのが入口
大師公園の外周をてくてく歩いていると見えてくる赤い柵の向こうが瀋秀園の入口。

この道は車の通りも多くなく、歩道が広いのでお散歩コースにはもってこいですね♪

※ちなみに瀋秀園は大師公園の中からも行けます。

どかーん!<br>入口を守る迫力のアップ(左)
どかーん!
入口を守る迫力のアップ(左)
どかーん!<br>入口を守る迫力のアップ(右)
どかーん!
入口を守る迫力のアップ(右)
入口は2匹の獅子に守られているのだ。
入口は2匹の獅子に守られているのだ。
中国庭園というだけあって、中華で豪華な入口。

入場無料なので、そのまま入れます。

なんか、誰もいなくて静かだなぁ…
説明をよく読もう!<br>(園内にはいっさい説明がありません)
説明をよく読もう!
(園内にはいっさい説明がありません)
入口の向こうには…石。
入口の向こうには…石。
 この庭園は中国の瀋陽市から友好都市提携五周年を記念して寄贈されたもので悠久な歴史と伝統にはぐくまれた中国庭園技術の奥義をきわめた瀋陽市のすばらしい庭園という意味で「瀋陽園」と名づけられました。

 庭園面積は約4300平方目ーごるで太湖石を主景とした閉鎖的な空間と、池(秀湖)を中心とした明るい開放的な空間からなり、滝、石、築山、樹木など四季の変化に富む景色を楽しみながら橋と園路により庭園内を回遊できるようになっています。

 建築物につきましては、風雅な古典庭園様式が採用されておりまして、門は垂花門、四阿は、知春亭、藕香謝、攬水亭、回廊は環碧廊、橋は、柳蔭橋、臥波橋、知魚橋となっております。

 特に明代、清代の校庭や勅建の寺廊、親王邸などに用いられた瑠璃瓦は、端正で美しい線形が特徴となっております。

 この庭園には中国でも大変貴重な石とされております太湖石をはじめ、瑠璃瓦や木組、獅子像につきましては、瀋陽市から贈られたもので、滝部分などの石組や、建築物の色彩絵柄などについては瀋陽市の庭園技術指導団のご指導とご協力により完成したものです。

1987年 9月29日

川崎市
映画に出てきそうな絵ですね。
映画に出てきそうな絵ですね。
中に入ると、池をぐるりと取り巻くような回廊。

庭園というだけあって、遊具や楽しむものはありません。夏休みとはいっても人はほとんどおらず、静かに美しい庭を眺められました。

中国の歴史映画に出てくる一場面にいるようで、つい歩き方もおごそかになります。
入口をちょうど反対側から見たところ。
入口をちょうど反対側から見たところ。
階段を上ると、上に小さな休憩所が。<br>2~3人座れます。
階段を上ると、上に小さな休憩所が。
2~3人座れます。
休憩所の横には滝があって、涼しげに水が落ちていく。
休憩所の横には滝があって、涼しげに水が落ちていく。
滝はここから出ているのだ。<br>ぼこぼこぼこっ
滝はここから出ているのだ。
ぼこぼこぼこっ
ここはもう庭園の外側…<br>子どもたちの元気な声が聞こえてくる。
ここはもう庭園の外側…
子どもたちの元気な声が聞こえてくる。
ありゃ、もう外に出ちゃった。

回廊から滝、庭をただてくてく歩いていると、10分もかからないうちに庭園を1周してしまいました。

そうです、この庭園は「小さい」のです。
あっという間に1周してしまう。

小さなひとつの1つの絵、なんですねここは。

子どもたちが元気に遊ぶ「大師公園」とはまったくちがった、静かな場所なのです。


大師公園では、水遊びをする親子が何組も。<br>
大師公園では、水遊びをする親子が何組も。
遊び場にあったでっかいタイヤ。<br>足の大きさと比べてみて!
遊び場にあったでっかいタイヤ。
足の大きさと比べてみて!
木陰には、昼寝をしているお父さんが何人もいました。
木陰には、昼寝をしているお父さんが何人もいました。
大師公園には、野球場、テニスコート、プール、そしてダッシュで駆け回れそうな芝生広場もあります。

気温32度の真夏日には、さすがに駆け回る子どもはいませんでしたが…

川崎に「中国」をありがとう!
川崎に「中国」をありがとう!
おっといけない、今回は瀋秀園を表彰しにきたのだった。

もう一度入口に回って獅子像にごあいさつ。


大師公園「瀋秀園」

開園時間  午前9時~午後4時
入場料     無料
休園日     毎週月曜日(月曜日が国民の祝日または振替休日のときはその翌日)及び国民の祝日の翌日(1月1日~1月3日は開園)・12月29日~12月31日

住所:川崎市川崎区大師公園1
(京急大師線「東門前駅」下車、またはJR川崎駅から市営バス「川03、04、05」系統で「台町」下車)

問い合わせ先    
環境局南部公園事務所 電話044-233-8929