当協議会は、和菓子を製造販売している地元密着の販売店の組合です。和菓子は日本が誇る食文化を代表し、豊かで美しい自然と四季の移ろいと共に暮らしてきた日本人に愛され続けている伝統食品です。また折々の行事の中で手土産として人と人を結び誰にでも喜ばれるたべものです。

更に和菓子は材料として豆類、穀類を主としており、特に小豆は栄養的にも豊富なビタミン類、ミネラル、カルシウム、鉄分、ポリフェノールを多く含み、健康食品として寿司、豆腐などと共に世界で注目されつつあります。また菓銘は日本独特のもので、例えば「初ちぎり」や「竜田」と名付けられたお菓子は、それぞれ加賀の千代女の俳句から、在原業平の百人一首からとったもので四季を表現した芸術がむすびついた食文化と呼ぶにふさわしい食品と言えましょう。

当協議会は美味・安心・安全の「か和さき菓子」のスローガンとロゴマークを作ったり、川崎市の市制60周年を記念し加盟店で共同開発した銘菓「せいれい」（新かながわ名産100選に選定）といった活動で地元の皆様に愛される菓子店を目指して努力しています。