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いまどき相談事例

ID・パスワードを盗まれて

~クレジットカード会社から身に覚えのない請求がきた~

相談事例 

会員登録をしたサイトから、複数の有料サービスを利用したとしてクレジットカードに高額な請求があった。利用した覚えがない。サイトには、クレジットカード番号を登録していた。自分が利用したものではないとサイトに主張したが、「ログイン後の利用なので、支払って下さい」と取消に応じてもらえない。

アドバイス

●インターネット上では、ネットショップやSNS、オンラインゲームなどたくさんのサイトがあり、様々な商品やサービスを提供しています。サイトを利用するにあたり、個人情報を入力して会員登録を求められるサイトが多くなっていますが、会員登録すると本人確認の仕組みとしてID・パスワードが発行されます。サイトによっては、支払い手段としてクレジットカード番号を登録することもできます。

●しかし、インターネット取引は非対面なので、このID・パスワードを不正に入手した第三者が本人になりすまして商品を購入したり、有料サービスを利用したと思われるトラブルが多く発生しています。
サイトに登録したID・パスワードが一致(認証)すると、サイトの規約等でログイン後の取引や決済は会員登録した本人がやったことになり、本人になりすました第三者が、勝手に商品やサービスの購入をしても、登録した本人に請求されます。

●事例のように不正なログインであっても、ID・パスワードを盗まれたことを証明することは容易で
はありません。サイト側が過失や情報漏えいを認めない場合は、不正利用の情報を伝え、カード会社に相談することになりますが、請求の取り消しに応じてもらえないこともあります。
●このような第三者の不正利用の被害に遭わないために、

(1)多数のサイトに同じID・パスワードを使う「ID・パスワードの使いまわし」はやめましょう。1つのサイトが不正アクセスされID・パスワードの情報が流出してしまうと、別のサイトでも不正入手したID・パスワードを使い不正ログインが可能になるからです。

(2)ID・パスワードは推定されにくいものを用い、大文字と小文字、数字や記号などを混ぜて設定するようにしましょう。 

(3)ID・パスワードは定期的に変更し、パスワードを人目に付くところに置かないなど、管理は厳重に行いましょう。

身に覚えのないサイトからの請求で困った時は、川崎市消費者行政センターに相談して下さい。