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いまどき相談事例

気をつけて!「名義を貸して」という電話は詐欺です

相談事例(1)

突然電話で「市内に会員制介護付老人ホームができる。あなたはその老人ホームの入居権を申し込める人になった」と言われた。何を言っているのかわからず「申し込みません」と言って断った。本日、また同じ業者から「老人ホームから書類は届いているか。あなたが申し込まないなら、Aさんという人に入居権を譲ってもらえないか。名前を貸してもらえれば申し込み手続は当社で代わりに行う」という電話があった。「勝手に進めないでほしい」と言って電話を切ったが、また電話がかかってきたらどのように対処したらよいか。

相談事例(2)

証券会社を名乗って「A製薬会社が市内に老人ホームを建設するので、市民を対象に社債が発行されることになり、社債購入可能者名簿にあなたの名前がある。購入の意思がなければ名義を貸してほしい。迷惑はかけない」と電話があった。「責任は持ちませんよ。」と言うと「製薬会社に購入代金800万円を振り込む。製薬会社から電話がかかってきたら、『買った』とだけ言ってほしい」と言われた。数時間後、電話がかかってきたので、指示通りに言うと「800万円は振込まれたが支払方法が間違っているので証券会社に一旦戻す。証券会社からの連絡を待つように」と強い口調で言われて電話がきれた。不安になってきた。

アドバイス

●知らない事業者を名乗るものから「老人ホームに入居する権利を譲ってほしい」「社債を購入したいので名義を貸してほしい」「申し込みの手続きは当社が行う」という勧誘電話は詐欺の手口です。信用させるために大手企業名や公的機関をかたり、複数の業者が役割分担をして何度も勧誘する劇場型勧誘の被害が高齢者を中心に依然として続いています。
●事例1は「名前を貸してもらえれば申し込み手続は当社で代わりに行うから」と言われて断っていますが、各地の消費生活センターに寄せられた相談の中には、「購入できずに困っている人がいる」と言われ、人助けになるならと思い名義貸しに了承したら、その後、別の業者から電話がかかり、「名義貸しは違法行為で罪になる。あなたは逮捕される。元に戻す(解約)には違約金○○万円を払え」と脅された事例もあります。
●事例2は製薬会社の正式なHPに「当社を騙る勧誘があるが社債の発行や出資金の募集などを実施する予定はない」という注意喚起情報がありました。証券会社と製薬会社をかたる事業者が登場する劇場型勧誘の手口です。軽い気持ちで引き受けると「インサイダー取引だ」「名義貸しは犯罪だ」「金を払えばなかったことにする」と脅されかねません。
●名義を貸すだけと思っても、結局巧妙な手口で金銭を要求されて、お金を払ってしまうと、そのお金を取戻すのは容易ではありません。業者と連絡がとれなくなってしまい、改めて届いた書類に記載されている業者所在地を調べると実在しないばかりか、商業登記簿への登記もなかった、という場合がほとんどです。
●不審な勧誘電話を受けたら、話は聞かずに「お断りします」とすぐ電話を切ってください。契約をしてしまった場合も絶対にお金を払わず、早めに消費者行政センターにご相談ください。