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川崎36景

第13景 日枝神社のびしゃ祭り

当日の日枝神社。<br>
当日の日枝神社。
毎年1月7日に行われる日枝神社の「びしゃ祭り」。
2009年のびしゃ祭りはお天気にもめぐまれ、寒い中、始まる前から神社には人が集まっていました。

【びしゃ祭り】
『新編武蔵風土記稿』によればすでに江戸時代、多摩川流域の神社で盛んに行われていた神事で、これを「流鏑馬(やぶさめ)」「射術の式」「歩射祭」「賭的」など神社により呼び名が違っていたことが記されています。
このような神事は全国的にも多く行われていますが、川崎市内で現存しているのは市内北部の長尾神社、平の白幡神社、菅の子之神社、高石神社、それと中原区の当社だけです。中でも当社は古来からの姿を残していると言われています。
 
日枝神社ホームページより

びしゃ祭りのチラシ
びしゃ祭りのチラシ
このお祭りは、毎年1月7日に、当番町会から選ばれた男の子と父親の2組が神前儀式のあと、境内で的に矢を射るという神事で、五穀豊穣の祈願などを占うというものだそうです。
日枝神社には、狛犬と別に「神猿」がいました。
日枝神社には、狛犬と別に「神猿」がいました。
お猿って、ちょっと珍しいですよね。
お猿って、ちょっと珍しいですよね。
境内には幼稚園からの見学や、ベテランぽいカメラを持った方がたくさん!
みんな、古式ゆかしいこの行事を見逃さないように待ってるんですね。
早くはじまらないかな~
早くはじまらないかな~
寒がりの人は焚き火の近くに。
寒がりの人は焚き火の近くに。
見にきていた地元の人に聞いてみると、なんと式のあとには子どもたちにお菓子が配られるんだそうな。
そりゃ来ちゃいますよね! なるほど~
よく見ると、子どもたちはそれぞれバッグや紙袋を持参している。
これは気合が入ってますね。
このスタイルは流行っているのでしょうか。
このスタイルは流行っているのでしょうか。
こちらは待ちきれず踊りだす。
こちらは待ちきれず踊りだす。
使われる的や弓・矢・供え物は、「ジョートーバン」といわれ、10軒の当主が代々受け継ぐ世襲制だそうです。
的つくりは葦を開いて網代を編み、茄子がらを燃やして炭を作りその墨を的に塗る。
弓は桃の木で作る(今は入手困難でケヤキの枝を使っているそう)など、その内容も長い歴史からなるしきたりによって決まっているのだとか。
あの的を作るのにも、大変な作業があったんですね。
あの的を作るのにも、大変な作業があったんですね。
こちらは実際に使われる弓。
こちらは実際に使われる弓。
おごそかに式のはじまりです。
おごそかに式のはじまりです。
大勢の人が待つ中、行列が入ってきました!

なんだかこちらまで緊張してきます。

さあ、これから弓矢の儀式がはじまるぞ!

と思いきや、その行列は全員拝殿の中へ入ってしまいました。

直会(なおらい)の様子。<br>ぜんぜん見えませんが…
直会(なおらい)の様子。
ぜんぜん見えませんが…
これからまず、拝殿で直会(なおらい)という儀式が行われるのだそうです。
そこで出るお膳には、かずのこ、沢庵、田楽豆腐、実のない味噌汁が乗っているとのこと。
これは全部丸子通一丁目のご婦人たちの手によるもの。
中の様子は見ることができませんが、ちゃんと外で待っている人たちにマイクで流れを説明してくれました。
人がざわめきはじめた。
人がざわめきはじめた。
儀式が終了すると、なぜか境内の人たちが動き出しました。
なになに…?
これから神前に供えられた菱餅の耳がまかれるのだそう。
近くの人が「これを拾うと今年一年無病息災だよ!」と教えてくれました。
こりゃ私もがんばってひとかけもらいたい!
私もひとつ拾った。
私もひとつ拾った。
もっと後ろにも投げてよ~~~!
ばらまかれた餅の耳をみんなが取り合う。
活気満ち溢れる行事だぁ、楽しいぞ~!
あたれ!
あたれ!
そして、待ちに待った弓の儀式「歩射」。
赤い敷物の上に2組の親子が立ちます。
衣装が赤に映えてとてもあざやか!
しっかり的にあたりました!
しっかり的にあたりました!
的を持って、本堂の周りを3回まわります。
的を持って、本堂の周りを3回まわります。
行事が終わったあと、宮司さんに御幣のお清めをいただくとその年の健康間違いなし、だそう。
行事が終わったあと、宮司さんに御幣のお清めをいただくとその年の健康間違いなし、だそう。
子どもたちにはお待ちかねのお菓子が配られます。<br>みんなうれしそう!
子どもたちにはお待ちかねのお菓子が配られます。
みんなうれしそう!
はじめて見た「びしゃ祭り」。
最初は寒かったけど、イベント盛りだくさんでお餅のかけらも拾えたし、いい時間を過ごすことができました。
今年はきっといいことあるぞ~~!


丸子山王日枝神社
神奈川県川崎市中原区上丸子山王町1丁目