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編集長、私に1000円ください。

1000円で浅草を満喫しよう!

1000円で浅草を満喫しよう! 2007/05/29


1

ちょっとまてー!つかみすぎやんけ!<br>ああっ、500円玉はとっちゃいかーん!<br>
ちょっとまてー!つかみすぎやんけ!
ああっ、500円玉はとっちゃいかーん!

編集長……

実はうちの母親、江戸っ子なんです。そして私も江戸生まれなんです、千葉育ちですけど。

そういうわけで、今月は思いっきり江戸っ子になりたい気分なので浅草に行ってきていいですか?

「ゴールデンウィークで使い果たしたから今月は金やれん、小銭しかないんや」

小銭でも私はかまいません!

なんていいお天気!<br>なんて江戸っ子日和!<br>さあ、浅草を満喫するぞ~!<br>
なんていいお天気!
なんて江戸っ子日和!
さあ、浅草を満喫するぞ~!

2

江戸の香りと妙にマッチするガンダム。<br>
江戸の香りと妙にマッチするガンダム。
雷門をくぐって最初に出迎えてくれたのは、なんと浅草ガンダム。
肩の「浅草」「雷門」が江戸っ子の心意気が感じられる。しかも大きさは私と同じくらい。
彼は地球を代表して仲見世通りを守っているのだ。

あ、その手前には「モーラー」が!
なんとこれは「玉つき」じゃないの!

ほしいよ玉モーラー、でも980円じゃ、ここでもう今日の1000円がなくなってしまう…
仕方がない、心を鬼にしてモーラーをあきらめよう。
洗面器の中で楽しそうにくるくる回る、玉モーラー。<br>
洗面器の中で楽しそうにくるくる回る、玉モーラー。

3

ちょうどいい混雑ぶりに、歩く気合が入る。<br>
ちょうどいい混雑ぶりに、歩く気合が入る。
まだ午前中だというのに、日曜日の仲見世通りは人がいっぱい。外人さんもいっぱい。

午後にはもっと人が増えそうだなぁ…しかしこれが江戸!この混雑ぶりが景気いいんだよねぇ!

お、なにやらこうばしい香りがすると思ったら、こんなところに焼きたてのおせんべいが。
食べないわけにはいかないよね~
おいしそう~!<br>お醤油の香りがたまりません。<br>スタンダードな醤油味は1枚50円。その他海苔つき、とうがらしなどもあります。<br>
おいしそう~!
お醤油の香りがたまりません。
スタンダードな醤油味は1枚50円。その他海苔つき、とうがらしなどもあります。
しょうゆのついた手でお店のものを触らないように、という注意書きのある紙につつんでくれる。はい、注意は守ります!<br>
しょうゆのついた手でお店のものを触らないように、という注意書きのある紙につつんでくれる。はい、注意は守ります!

4

どうやら隣の紫婦人とはあまり仲がよくありませんね。<br>
どうやら隣の紫婦人とはあまり仲がよくありませんね。
通りにはいろんなお店があって、ディスプレイもさまざま。
ついつい目が奪われるすばらしいマネキンも登場!

「闘魂」はちまきの日の丸と、着物の赤がマッチした勇ましい女性。なんだか少しむくれた顔をしているのはたぶん、口紅がちょっぴりはみ出てしまったからです。
なにやら不安げなニンジャの男の子。<br>しかし目元は涼しげだ。<br>
なにやら不安げなニンジャの男の子。
しかし目元は涼しげだ。

5

ごままんじゅうと悩んだけれど、やはりここはあえてスタンダードな「あげまんじゅう(こしあん)1個100円」を購入。<br>
ごままんじゅうと悩んだけれど、やはりここはあえてスタンダードな「あげまんじゅう(こしあん)1個100円」を購入。
傘ばかりが売っている傘屋(あたりまえ)にあった、傘の生地で作ったポーチ。170円。子どもの柄から大人の柄、ブランド柄まであって、ついつい何枚も欲しくなってしまう。

悩んだあげく、一番元気のいいピンクレディー柄を購入。

財布にはまだ780円もある!
お楽しみはこれからなのじゃー!

仲見世通りの最後あたりに「あげまんじゅう」を発見!
アツアツの出来たてを1個から買えるのがうれしい。
もちろん買いますとも、食べますとも~~!
「もう一枚撮っていきな」<br>と、ポーズをとってくれた、あげまんじゅう屋のおじさん。<br>鼻つき眼鏡は手元にいつも常備されている。<br>あげまんじゅうは絶対ここで買うべし!<br>
「もう一枚撮っていきな」
と、ポーズをとってくれた、あげまんじゅう屋のおじさん。
鼻つき眼鏡は手元にいつも常備されている。
あげまんじゅうは絶対ここで買うべし!

6

けっこう重い「おみくじ」。<br>よーく振ってから棒を出そう。<br>
けっこう重い「おみくじ」。
よーく振ってから棒を出そう。

そしてここから浅草寺まいりへ。

鮮やかな門をくぐると右側にある、おみくじコーナー。
ここのおみくじは、100円入れておみくじの缶を振り、出てきた番号の引出しに入っている「おみくじ」を自分でとるもの。

どれどれ……
「83番」
引出しを開けてみる……

「83番」の引出しはどこだ?<br>意外とすぐに見つけられない。<br>
「83番」の引出しはどこだ?
意外とすぐに見つけられない。

7

さすがは凶。いいところまったくなし。<br>
さすがは凶。いいところまったくなし。
なんと! 凶じゃんか!!

願望 叶いにくいでしょう。
病気 長引くでしょう。
失物 出にくいでしょう。
待ち人 現れないでしょう。
新築引越し 悪いでしょう。
旅行 危険でしょう。
結婚付き合い 悪い結果を生むでしょう。

すみません、編集長。
あなたの1000円でこれを引きました。だからこれは編集長の運勢なんです。

ちなみに浅草寺のおみくじには「大凶」はありません。これは最強の凶です。
凶の人しか結んではいけないというのが、特別扱いされているようで気持ちいい。<br>
凶の人しか結んではいけないというのが、特別扱いされているようで気持ちいい。
選ばれた者だけが結んでよい「おみくじ結び場」。<br>これを結んだ後、この棒がたて続けに2本はずれて落ちるという、最強の凶ぶりをみせた。<br>
選ばれた者だけが結んでよい「おみくじ結び場」。
これを結んだ後、この棒がたて続けに2本はずれて落ちるという、最強の凶ぶりをみせた。

8

龍さま、私にもお水をください。<br>
龍さま、私にもお水をください。

それにしても凶は、じゃなくて今日は暑いなぁー。

と思ったら、すぐそこにお水舎が。

お水舎には小さな柄杓があり、みんながそれで龍の口から出てくる水を受けるのですが、ここには以下のようなお作法があります。

1.右手に柄杓を持ち左手を洗い清めます。
2.次に柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。
3.再び右手に柄杓を持ち、左の掌で水を受けて口をすすぎます。
4.最後に、柄杓を立てて柄に水を流し清めて元の位置へ置きます。

龍の口から出てくるお水はなんとも美味しそうでありがたいのだが、あくまでもここは水のみ場ではなく、お清めの場だというのを忘れずに。口はすすぐだけ。


むむ、境内の中に「ハトにえさをあげないでください」的な看板を発見。
誰!?ハトにエサをあげた人は!

ごめんなさい、以前の1000円でポップコーンを作ったとき、ここでハトにエサをまいて係りの人に怒られました。でももうやりません。

あ!ラムネだ、ラムネ飲もうっと!

私、自分でエサ取るのって、ちょっと面倒なのよね~。って感じのハト。<br>いけません、自分のことは自分で!<br>
私、自分でエサ取るのって、ちょっと面倒なのよね~。って感じのハト。
いけません、自分のことは自分で!
「あらまあ、わたしにくれるの?」<br>ごめんなさい仏様。これは私のです。<br>150円のラムネを買ってもまだ財布には430円ある。<br>
「あらまあ、わたしにくれるの?」
ごめんなさい仏様。これは私のです。
150円のラムネを買ってもまだ財布には430円ある。

9

お兄さんが手際よくおこしを切ってくれる。<br>切りおわると、ここの小さな窓をあけて、カップにいれたおこしを売ってくれるのだ。100円。<br>
お兄さんが手際よくおこしを切ってくれる。
切りおわると、ここの小さな窓をあけて、カップにいれたおこしを売ってくれるのだ。100円。

さてさて残りのお金を何に使おうかな。
何だかまたおなかがすいてきたよ。


雷門のところに戻って見つけた「雷おこし」。
作ってるところが見えるようになっていて、手際のよさにうっとり。美味しそうな香りにもうっとり。

そして出来上がったばかりのおこしを100円でカップに入れてくれる。
はーい、食べマース!

それでもまだ残っている330円をどこで使おうかと浅草界隈を歩いてみる。
するとそこに、あるじゃないの魅力的なやつが!

これぞ懐かしやスマートボール。
200円で50玉を買い、早速ゲームにチャレンジだ!

でっかいビー玉をバネで飛ばし、穴に入るとパチンコみたいにごほうびの玉が出てくる。<br>
でっかいビー玉をバネで飛ばし、穴に入るとパチンコみたいにごほうびの玉が出てくる。
あっという間に玉が80個に!<br>私ってすご~い!<br>
あっという間に玉が80個に!
私ってすご~い!

10

チョコボールとまけんグミは編集長の大好物(たぶん)。<br>
チョコボールとまけんグミは編集長の大好物(たぶん)。
100個になるまでがんばろうと思ったけど、20分ほどで飽きてしまった。

玉80個の景品はお菓子。
というか、景品は全部お菓子。
昔のパン屋にあったみたいな小さなショーケースの中には、10玉、30玉、50玉、100玉、というように景品が並んでおり、そこから好きなのを選ぶようになっている。


編集長、きっと喜ぶだろうなぁー。



財布にはまだお金が残ってるし、帰るのはさびしい…。
浅草寺の方へ戻ってみると、ラッキー! 猿まわしをやっていた。


ホンモノのお猿さんが目の前で芸をしてるのを見るのは、小学校のとき有楽町の駅前広場で猿まわしを見て以来。かれこれ30年ぶりくらいじゃないだろうか?

おさるさんかわいいー♪
お兄さんはもっとかわいいー♪

力いっぱいの演技に感激! 今日はホントにいい日だよ。

最後のご祝儀、もっとたくさんあげたかったけど、財布に残った最後の130円を入れました。
次のときは、お札を入れるからね!
猿まわしの後ろで普通に作業をしているおじさんたち。そんな中でも芸は続く。芸の道は厳しい…がんばれ!<br>
猿まわしの後ろで普通に作業をしているおじさんたち。そんな中でも芸は続く。芸の道は厳しい…がんばれ!
椅子にお座りするのが上手なセイタロウ君。この日がデビュー10日だとか。今後の活躍が楽しみです!<br>
椅子にお座りするのが上手なセイタロウ君。この日がデビュー10日だとか。今後の活躍が楽しみです!





真夏のような紫外線を浴びながら、たーっぷり浅草を満喫してきました。

1000円でこんなに楽しめるとは思ってもみなかった!
浅草あるき、お勧めですよ!
ぜひやってみてくださいね♪

とにかく飽きない仲見世通り。<br>子どもに帰って満喫しよう!<br>
とにかく飽きない仲見世通り。
子どもに帰って満喫しよう!

編集長、私に1000円ください。 written by 編集部ナカムラ

編集長のポケットマネーから月々1000円をもらって、
それを有効に使うというこのコーナー。
はたして1000円はどこまでがんばれるのか!?
たかが千円、されど千円。 いやいや、「さすがは千円」でしょ。
編集長がいやだと言うまで続けたいと思います。
(ちなみに消費税は自己負担)