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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(平成30年第37週)

発表日

平成30年(2018年)9月20日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(平成30年第37週)を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第37週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)伝染性紅斑でした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.65人と前週(3.24人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.22人と前週(2.19人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
 伝染性紅斑の定点当たり患者報告数は1.73人と前週(1.92人)から減少しましたが、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“結核の早期発見のため、定期的に健康診断を受けましょう!”について取り上げました。
 平成30年9月24日から9月30日までは結核予防週間です。
 結核は罹患率が年々減少しているものの、今でも我が国では年間約17,000人の新しい患者が発生し、約2,000人が命を落としている主要な感染症です。
 川崎市では、平成29年の罹患率が人口10万人当たり14.4人と減少はみられるものの、全国(13.3人)よりもやや高く、特に20歳代~50歳代の割合は全国に比べて高い状況です。
 もし結核だったとしても、早期に発見できれば本人の重症化が防げるだけではなく、大切な家族や友人等への感染の拡大を防ぐことができます。2週間以上続く咳やたん、微熱、倦怠感などがみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。