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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第16週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第16週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

第16週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2)感染性胃腸炎 3)新型コロナウイルス感染症でした。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は5.68人と前週(4.05人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.86人と前週(3.73人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は3.20人と前週(3.08人)から横ばいでした。
今週のトピックス
“麻しん(はしか)の流行地域に渡航する際は御注意を!”について取り上げました。
麻しんは、麻しんウイルスを原因とする急性感染症で、感染すると発熱や咳、鼻汁、発しん等の症状を呈します。麻しんウイルスは感染力が非常に強く、空気感染を含む多様な経路で感染し、麻しん含有ワクチンを未接種の方や麻しんに対する免疫が不十分な方等が感染すると、高い確率で発症します。
令和4年以降、国外では麻しんの報告数が再び増加しており、特に東ヨーロッパ、アフリカ及び中東の一部の国では大きな流行がみられています。国内では麻しんは排除状態ですが、今年は輸入例及び輸入例を発端とした患者が複数報告されています。流行地域に渡航される方は、滞在中や帰国後の体調変化に注意し、疑わしい症状が出現した際は医療機関に電話等で相談しましょう。なお、麻しんが疑われる場合、医療機関への移動時はマスクを着用し、公共交通機関の利用は可能な限り避けてください。