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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(平成29年第41週)

発表日

平成29年(2017年)10月18日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(平成29年第41週)を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第41週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
 手足口病の定点当たり患者報告数は3.57人と前週(3.81人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.38人と前週(4.14人)から減少し、例年より低いレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は1.78人と前週(1.95人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
 今週のトピックス
 “ワクチン接種で防ごう!~侵襲性肺炎球菌感染症~”について取り上げました。
 肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって引き起こされますが、肺炎球菌は肺炎だけでなく髄膜炎や敗血症といった重篤な感染症(侵襲性肺炎球菌感染症)を起こすことがあります。
 小児では平成25年4月に肺炎球菌ワクチンが定期接種化され、川崎市でもワクチン接種率の増加とともに報告数は減少しました。成人では65歳以上の高齢者を対象に平成26年10月1日から定期接種が開始されましたが、市内における接種率は30%程度で、ワクチン未接種の高齢者を中心に報告数は増加しています。