地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、川崎の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

川崎の地域情報サイト「まいぷれ」

「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(平成30年第27週)

発表日

平成30年(2018年)7月11日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(平成30年第27週)を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第27週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)伝染性紅斑でした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は5.11人と前週(6.56人)から減少し、例年より低いレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は3.49人と前週(3.36人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 伝染性紅斑の定点当たり患者報告数は2.08人と前週(3.44人)から減少しましたが、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“1年おきに流行がみられています!~ヘルパンギーナ~”について取り上げました。
 例年、夏季に流行する疾患として「手足口病」や「ヘルパンギーナ」が知られていますが、いずれもエンテロウイルスを原因とする感染症です。
 川崎市では、過去10年間において手足口病とヘルパンギーナが1年おきに流行しており、今年はヘルパンギーナの患者報告数が増えることが予想されます。
 平成30年第27週(7月2日~7月8日)のヘルパンギーナの定点当たり患者報告数は1.76人と例年並みのレベルですが、多摩区では流行発生警報基準値(定点当たり6人)を超えています。
手洗い等の予防対策を徹底しましょう。