GW明けでボケ気味の頭にガツンとくるようなお話しにしましょう。
塾業界で耳にする機会がますます増えてきた話題があります。某大手塾（Sで始まってXで終わる。高校生にこんなこと言ったら間違いなく顔を真っ赤にして笑い出すでしょうね）が沸騰していて、「入塾テストに合格するために他の塾に通う」のだそうな。本末転倒とはこのことでしょう。女性を敵に回しても益はないので、そういうことに乗ってしまう親御さんはこの際放っておくのが一番だと思いますが、あるエピソードから察してください。
　一昔前のことですが、同級生のお子さんが通う小学校で担任の先生が一番前の生徒の机を軽く蹴ったのだそうです。そのお子さんが何か悪いことをしたのですが、家に帰って「先生がわたしの机を蹴っ飛ばした」と親に伝えたそうです。次のＰＴＡで、そのことをその生徒のお母さんが言うと、母親たちが「暴力教師」と盛り上がりました。先生はうつむくしかなく、勢いづく母親たちに困り果てていた時、一人の（多分年齢が少し上の）母親が言ったのだそうです。
「みなさん、何をさわいでるんですか？お子さんがケガをしたわけでもなく、先生にだって生徒たちをまとめる立場があるんです」落ち着いて、腹の据わった声だったそうです。この一言で教室のお母さんたちは静まってしまったのです。
　何が言いたいのかって？次回ゆっくりと書くことにします。