Q：成田加良部郵便局には、どういう方が来られますか？

最近は本当に外国の方が多く、主にスリランカ、ネパール、モンゴル、ベトナム、タイなどの方がいらっしゃいます。近隣に日本語学校もありますので、20歳代の若い方々の来局が増えています。来日してアルバイトを始める時、携帯電話を契約する時等々、最初に口座をつくらないと契約できませんので、そのために郵便局にお越しになる方がどんどん増えていますね。

Q：日本語に不慣れな来日外国人も多いと思います。

当局でももちろん、様々な多言語版の説明書を利用しながら、説明させていただいていますし、同じ国の出身で、以前から日本に住んでいらっしゃるご友人と一緒に来ていただき、ご説明することもあります。

Q：各国から日本を目指して来られる方々へ、どんなサービスが必要だと思われますか？

多言語版の資料は用意しておりますが、現在のATMは日本語と英語の変換表示です。地域柄、世界各国の方々がお越しになるので、ATMや窓口でのご案内についても、もっと多言語で対応できるようにすることで、安心して利用できるのではないかと思います。

Q：インバウンドもしくは移住者の方々に対しての取り組みはいかがでしょうか？

日本が人口減少する中で、海外の若者たちが来日して日本の労働人口を支えてくれることは、将来的にも大きな助けになると思います。その方々が来日された際に、地域の郵便局としてお助けできることは大変誇りに思っています。日本郵政グループでは、「進化するぬくもり。」をキャッチコピーに、2022年4月からTV-CMシリーズ「ご近所散歩中」を展開しています。私も郵便局社員として、より安心して日本に住んでもらい、郵便局を利用していただけるように常に考えております。

Q：成田加良部郵便局として、この地域でどんなサービスが望まれると思いますか？

郵便局だけではなく、すべてにおいてデジタル化が進んでいますね。その中で「人と人のつながり」が奇薄になっていると思います。今までのように、人と会って一緒に行動するという機会が少なくなりつつあるなかでも、郵便局は窓口にお越しいただいて相談してもらえる場所でありたいと思ってます。

何らかの拠点というような大げさなものではありませんが、ちょっと気軽に立ち寄って、いろいろと相談をしていただけるようなサービスを、郵便局で提供できれば大変嬉しいです。

Q：成田加良部郵便局を利用されるみなさんへメッセージをお願いします。

何かお困り事があればお越しいただきたいですし、我々が「できること」で対応したいと思います。外国の方については、日本はまだまだ国際化が進んでいない部分があります。その中で不安や困りごとがたくさんあると思いますが、遠慮なくお申し出いただけたらと思います。

鬼澤局長、ありがとうございました。