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【潜入!】まいぷれ小樽編集部が行く!

小樽の新しい名物「おタテ」!? おタテ料理モニターツアーに参加してきた!

こんにちは!まいぷれ小樽編集部です。

いきなりですが、小樽の新しい名物になりつつある「おタテ」はご存知ですか?

今回、「おタテ」についてはもちろん、美味しいおタテ料理が振る舞われたモニターツアーに参加してきましたので、詳しくご紹介します!

そもそも「おタテ」てなに?

「おタテ」とは、小樽祝津産のホタテを「おタテ」とネーミングし、ブランド化を目指しているホタテのこと。あまり知られていないのですが、もともと小樽は、明治から昭和初期にかけてニシン漁とともにホタテ漁の先進地でした。ですが、獲り尽くしてしまったことで、ホタテは一度途絶えてしまいます。

 

その後1979年から祝津沖でホタテ養殖の試験に着手し、1982年に事業化に成功。

近年は輸出取扱も増加し、2017年には稚貝(半成貝を含む)生産高2,492トン、金額では10.3億円と過去最高を記録しています。

引用:https://otaru.jp/blog/3007

 

その後、祝津の前浜で養殖されたホタテのほとんどは、道東や東北に稚貝や半生貝(約1年育てた状態)のまま出荷。数年後、各市場に出回りますが、「原産地小樽」とは消費者に知られることがないのです。

 

ちなみに、稚貝出荷ビジネスがメインだったため、小樽市内でもごく一部にしか祝津産のホタテは流通していませんでした。

 

が、現在は成貝含め安定した漁獲量が確保できたため、小樽祝津産のホタテを「もっと地元の人にも観光の人にも美味しく食べてもらおう!」と「小樽ホタテブランド化推進プロジェクト実行委員会」が始動。

 

小樽祝津産ホタテを「おタテ」とネーミングし、ブランド化を目指しているのです。

たる旅が企画した「おタテ」のモニターツアー かまくらの中で食べるおタテは絶品!

小樽ならではのさまざまな体験プログラムを提供している「たる旅」。今回「おタテ」を使ったモニターツアーを開催するとの情報を得て、まいぷれ編集部が行ってきました!

開催場所は、堺町通交差点から1分ほど歩いた場所にあるかまくらビレッジです。

 

大きなかまくらが5つほどあり、それぞれ1グループの利用となっていました。このご時世、他の人と接触しなくて済むのは嬉しいところですね。

いざかまくらに入ってみると……!

なんとすでにおタテ料理がスタンバイされているではありませんか!

おタテのお寿司

おタテ入りの海鮮鍋

おタテの刺身

おタテサラダ

……贅沢すぎる内容!

 

今回はモニターツアー用の特別おタテメニューなのだそう。

海鮮鍋にはおタテのほかにウニやエビなど豪華な食材がたくさん入っています。

さっそく、スタッフさんに火をつけてもらい、鍋ができあがるまで他のお料理をいただくことに。

まずはお刺身から。

 

おタテは約100gと小ぶりなのが特徴ですが、貝柱のプリッコリッとした食感。驚くほどの弾力があり、歯応え抜群!!!

小ぶりなのが特徴ですが、貝柱のプリッコリッとした食感。驚くほどの弾力があり、歯応え抜群!!!

 

続いて、サラダに入っているおタテもサクップリッとした食感。さらに噛めば噛むほど口の中におタテの旨味がブワッと広がる!

おタテのお寿司は、コリコリッというしっかりとした歯応え。口の中でシャリとおタテが絶妙にコラボレーション……。おタテの味わいがしっかり感じられて…最高…!!!

といっているうちに、ぐつぐつと海鮮鍋が食べごろになりました。

生のおタテとは違い、火が通るとさらにプリッと感が増します。そしてなんといっても、鍋のスープに、驚くほどおタテの出汁が!口の中に入れた瞬間はもちろん、飲み込んだ後にはおタテがふわッと後味として残っているのがたまらなく美味しい……!

 

そして幸せなひとときは、あっという間。ペロリと完食。ごちそうさまでした!

 

たる旅さん、素敵なモニターツアーを企画していただき、ありがとうございます!

「おタテ」の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたい!

地元民としてこんなに美味しい「おタテ」の魅力を、たくさんの人に知ってもらいたいと思い、今回記事としてご紹介させていただきました。まだまだ道のりはあるかもしれませんが、「おタテ」が小樽の名物となる日を心待ちにしています!

 

 

ちなみにかまくらビレッジでは、かまくら中でジンギスカンを食べる「かまくらジンギスカン(3000円税込~)」を提供しています!興味ある方は、「たる旅」をチェックしてくださいね~!

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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