当社は同じ警備職でも、高層ビル、ホテルなどの常駐警備、施設や建物をオンラインで監視し、いざというときに駆けつける機械警備、航空保安検査などの空港警備など3業務を行っています。いずれもやりがいのある仕事です。
羽田支社に近いビルで常駐警備についていたSさんにお目にかかりました。「一昨日施設警備業務2級の直接検定を受けましたが、落ちました。また頑張って挑戦します」と屈託のない表情。「もう若くはありません」と言いながらも挑戦意欲はしっかり持ちあわせておられるようです。

羽田支社は東京モノレール羽田整備場駅から徒歩3分の近さです。文字どおり、周囲は航空会社の関連ビルが並んでいます。支社内で接した女性社員のお話では社内異動はよくあるようです。またサッカーや野球などサークル活動もお聞きしました。

「これをぜひごらんください」と管理部の川名さんが手渡してくれたのが、社内月刊誌「SENON」です。永年勤続表彰者、支社通信、支社だよりなどの職場関連から語源考察、外国の紀行文など文化関連まで70頁におよぶ分厚さ。読みごたえたっぷり。運行管理通信のページ「安全運転知識テスト」の企画は、社内一丸となって安全対策に取り組んでいることがうなずけました。セノンの語源は”SECURITY INNOVATION”（警備の改革・革新）。社会に信頼される総合安全サービス企業として、これからますます発展していくでしょう。

早朝5時半から11時まで空港保安警備を終えたＳさんがモノレールの羽田整備場駅から徒歩3分の支社に上がってきました。「手荷物検査はやりがいがあります。空の安全に寄与していると思えば」とSさん。そこに空港保安警備で班長を務めていたことがあるOさんが現れ、「空港保安警備業務1級」の資格証を見せてくれました。「資格をとれば給料も役職もあがるんです」とにっこり。受付にいたＫさんも保安警備の経験者で「困ったことがあればみんなが助言してくれます」とほほ笑みました。