地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、川崎の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

川崎の地域情報サイト「まいぷれ」

消費者コーナー

平成27年度消費生活モニター体験記 まとめ

2016/03/17

提供:川崎市

平成27年度消費生活モニター 園田さま

消費生活モニターになり学んだこと

委嘱式の様子
委嘱式の様子
今回、自分が消費生活モニターになって一番に感じたことは、とても勉強する範囲が広いということでした。最初は「消費者の立場で“賢い消費者とは?”くらいの気持ちで勉強していこう!」と思っていたのですが、まずは、消費者の権利から始まり(消費者にも関わらず、6つの権利を知りませんでした)、契約関係、暮らしは世界に繋がっている、食生活の安全、リサイクル、省エネ、消費に関するトラブル事例研究等、振り返ってみれば、本当に多岐にわたり、大切なことを勉強してきたのだと感じた8ヶ月でありました(すべて大切なことばかりでしたので、もっと時間をかけて学びたかったです…)。
特に自分自身が勉強になったのは、消費トラブルに巻き込まれる前に事前に問題となったケーススタディは、とてもよかったと思います。架空請求、送り付け商法、訪問販売、点検商法、未だに後をたたない振り込め詐欺、マルチ商法、キャッチ・アポイントセールス、インターネット関係商法等、自分に関係ないと思われる事例は一つもありませんでした。それだけ、昔と違い販売ひとつとっても、多岐に渡る仕組みが存在し、常に消費者が最新の情報を集め、勉強していかなければならないと強く思った次第です。
日本はこれから超高齢化時代に入り、ますます高齢者絡みの詐欺まがいの事例に遭遇する確率が増えてくると推察されます。もちろん、高齢者だけにとどまることなく、インターネット絡みですと、年代の若い方が巻き込まれるケースが多発することも十分考えられます。そのように考えた場合、やはり地味ではありますが、ひとりひとりの消費者に年代を考慮した啓蒙活動を行なっていくことはとても大切だと感じた次第です。手段も、若者向けにはネットを通じて、高齢者向けには紙ベース、テレビ、民生委員等の人海戦術もありかも知れません。
繰り返しになりますが、消費者は国や行政が私を守ってくれる…ではなく、ひとりひとりが、常に最新の情報に注目して勉強していかなければ、自分の身は自分で守っていかなければいけない世の中なのだなと、今回のモニターになって強く感じた事でした。

平成27年度消費生活モニター 村松さま

消費生活モニターになってみて

意見交換会の様子
意見交換会の様子
生きていく限り続く消費生活、賢い消費者であり続けたいという思いと、消費生活を見直す良いきっかけになれば、と思い応募いたしました。
4月に産業政策部長より直接委嘱状を手渡され、久々にウキウキした(少し緊張した?)気分で消費生活モニターをスタート。どんな方がいらしているのかしら、やはり時間に余裕のある中高年の方が多いのかしら、と思っていましたが、後から知ったことには、お子さんを預けて参加される若いお母さんがいらしたり、お仕事を休んで参加される方がいらしたり、と市民の意識の高さを感じました。
意見交換会はとても刺激的かつ有意義でした。テーマやその内容については、日頃何となく理解しているつもりでしたが、問題意識の高い皆さんの意見を伺うことにより、それらがより明確になり、理解を深めることが出来ました。また、皆さんのプレゼン力の高さに驚き、刺激を受けました。アンケートでは、回答しながら日々の消費生活を振り返ることも出来ました。「3R」Reduce、Reuse、Recycleは今後も心掛けていきたいと思います。
正直なところ、「国民生活センター」の存在は知っていて、実際に一度電話相談をしたこともあるのですが、「消費者行政センター」のことは知らずにおりました。身近にこんな機関があり、市民に役立つ情報を提供してくれるのだから利用しない手はないと思います。情報は日々更新されていきます。情報を持っていれば一人で悩まないことも多いはずです。これからは是非周りの方々にも紹介していきたいと思います。
最後に感じたこととして、資料やアンケートは郵送していただくとしても、意見交換会等の案内や出席確認等はEメールを利用してもよいのではないかと思いました(確かEメールアドレスはご連絡したものと思います)。紙や切手の節約になるし、あまり一度にたくさんのものが送られてくるより、そのほうがわかりやすいようにも思います。
1年間ありがとうございました。

平成27年度消費生活モニター 新倉さま

消費生活モニターになってみて

終了式の様子
終了式の様子
3年ほど前に「振り込め詐欺」に引っかかり、結果的には実害は無かったのですが、そんな過去の恐ろしい体験から悪質商法には気をつけるようにしながら、消費生活全般に関心を寄せていましたので、自分の勉強のつもりでモニターに応募しました。
研修会や意見交換会では、幅広い年齢層のモニター員の考えを聞くことが出来ましたし、新しい情報を自分の生活の中に取り入れたり、工夫をしたりと賢い川崎市民になるべく微力ながら努力してきました。モニター員にならなければ得られなかった事が沢山ありました。
委嘱状交付式の日にいただきました啓発物に関する資料の多さに驚き、また、消費者行政センター発信の役に立つパンフレット類、広報資料、周知物の多さにも驚いています。
今後は、モニター員を経験していない一般の人にも、もっともっと周知を徹底し、これらの資料の利用、活用と講演会や消費者講座への沢山の方の参加を切に願っています。充実した1年間をありがとうございました。