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技連協活動レポート

(平成22年)川崎フロンターレ応援観戦会レポート

大逆転劇にスタジアムは熱狂!!

提供:川崎市技能職団体連絡協議会

途中交代で貴重な決勝ゴールを決めた殊勲の谷口選手に“あんたが大賞”

会場となった等々力陸上競技場に続々と詰め掛けるサポーターたち。
会場となった等々力陸上競技場に続々と詰め掛けるサポーターたち。
8月1日、川崎市の等々力陸上競技場で開催されたサッカー・J1リーグ第16節の「川崎フロンターレ vs ベガルタ仙台」戦。この日、川崎市内にある理美容師・大工・調理師・菓子職人など、合わせて65の技能職の団体で構成される川崎市技能職団体連絡協議会(川崎市技連協)が、毎年恒例となっている川崎フロンターレの応援観戦会を実施しました。
ホームグランドを埋め尽くした川崎フロンターレのサポーターたち。キックオフを待つ間も歓声が鳴り止みませんでした。
ホームグランドを埋め尽くした川崎フロンターレのサポーターたち。キックオフを待つ間も歓声が鳴り止みませんでした。
300人を超える技連協会員が応援にかけつけ、非常に蒸し暑い日でしたが、熱心にフロンターレに声援を送っていました。試合終了後、途中交代で貴重な決勝ゴールを決めたMF谷口博之選手に、試合で最も活躍したフロンターレの選手に贈られる恒例の〝あんたが大賞〟が贈呈されました。
試合は前半、川崎が押され気味で進みました。前半24分、仙台に先制点を挙げられた後、チャンスをつくりながらも3分後の前半27分に更に2点目を失います。その後、前半40分に1点を返し1対2で後半へ。後半も両チーム、激しいせめぎあいを展開しながら後半15分、川崎が1点追加、ついに2対2の同点に追いつきました。さらに後半39分に途中交代の谷口選手が勝ち越しゴールを決め、3対2で川崎が劇的な逆転勝利を飾りました。
接戦に熱狂する技連協の応援席。
接戦に熱狂する技連協の応援席。
同点に追いつき、ヤンヤの喝采。
同点に追いつき、ヤンヤの喝采。
3対2の川崎フロンターレ逆転勝ち越しを告げる電光掲示板。
3対2の川崎フロンターレ逆転勝ち越しを告げる電光掲示板。
逆転勝利に歓喜する川崎サポーターたち。
逆転勝利に歓喜する川崎サポーターたち。

川崎フロンターレの選手に“あんたが大賞”が授与されました。

この日、最も活躍したフロンターレの谷口博之選手に“あんたが大賞”が授与されました。
今年同賞の賞品として授与されたのは、市内多摩区で洋菓子店を営む、平成21年度認定のかわさきマイスター 浅谷理明さんが、この日のために特別にあつらえられた洋菓子「特製シュトーレン」。シュトーレンはドイツ生まれの菓子で、同国やオーストリアではクリスマスケーキとして愛好されています。パンのような、ケーキのような不思議な食感ですが、とても美味しいお菓子です。本来は、生地にじっくりと漬け込んだドライフルーツやナッツを加えて11月中くらいに焼き上げ、その後再び熟成させてからクリスマス本番に向けて食べていくそうですが、浅谷さんはフロンターレ戦のあるこの日のために3週間ほど前に焼き上げ、味を寝かせてきました。
浅谷さんの手による、今年の賞品となった洋菓子「特製シュトーレン」。
浅谷さんの手による、今年の賞品となった洋菓子「特製シュトーレン」。
日持ちのする、とても美味しいお菓子です。
日持ちのする、とても美味しいお菓子です。
当日、谷口選手に手渡された賞のプレゼンターは、技連協会長・若月偉男さんとともに浅谷さんご自身も務めました。劇的勝利の興奮が冷め止まないスタジアムの観客からは、万感の拍手が沸き立ちました。
谷口選手と、賞のプレゼンターをつとめた若月技連協会長(左)と浅谷さん。
谷口選手と、賞のプレゼンターをつとめた若月技連協会長(左)と浅谷さん。

技連協・若月偉男会長の話

グランドをバックに授与式を終えた若月技連協会長(右)と浅谷さん。
グランドをバックに授与式を終えた若月技連協会長(右)と浅谷さん。
「地元にJリーグチームが誕生して13年になりますが、同じ市内で仕事をする私たち技連協としても、川崎市のために戦い、市のイメージアップに大いに貢献してくれている川崎フロンターレに何か酬いたいとの思いから、この応援観戦会を始めました。今では技連協の毎年恒例のビッグイベントとなりました。私たち技連協は腕に職を付けた「手」の集団、フロンターレの選手は華麗な脚技で勝負する「足」の集団です。どちらもプロとして一流を目指し、がんばっています。フロンターレには、ぜひリーグで優勝してトップに立ってほしいと応援しています。2位ではダメなんです。今回は、技連協でチケットを確保して、会員の皆様350名を招待させていただきました。同時に、〝あんたが大賞〟と命名した賞を試合で活躍したフロンターレの選手に贈らせてもらっています。この大賞が、これからのチーム飛躍の一助になればうれしいかぎりです」

今年の〝あんたが大賞〟の賞品を製作した「かわさきマイスター」 浅谷理明さんの話

〝あんたが大賞〟の洋菓子は決勝ゴールを決めた谷口選手に提供されました。
〝あんたが大賞〟の洋菓子は決勝ゴールを決めた谷口選手に提供されました。
「シュトーレンは日持ちのする菓子なので、きょうの〝あんたが大賞〟のために3週間ほど前に焼き上げ、じっくりと熟成してきました。いつまでも永くチームが続いてほしいという思いから、日持ちのよいこの菓子を選びました。暑い日が続いていますので、それも考えてつくりました。お菓子は子どもたちを楽しませる大好きな食べ物ですが、フロンターレもまた子どもたちを楽しませてくれる存在です。それに、仕事をうまく運ぶためにはサッカーでは選手同士、菓子づくりではお店のスタッフ同士の連携プレーが必要です。同時に熟練した技が求められるということで、お互い職業に共通するところがあるように思います。そんなサッカーとお菓子の関係がフロンターレの選手に伝わればうれしいですね。ホームグランドでサッカーを見るのは初めてですが、きょうはしっかりと応援させていただきました。」