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川崎市技能職団体連絡協議会加盟団体紹介

川崎市タイル煉瓦工事工業組合

街を美しく彩るタイル・煉瓦を施す仕事

提供:川崎市技能職団体連絡協議会

街を美しく彩るタイル煉瓦

タイルとは、一般的には陶磁器素材で(中にはプラスチック成型品もありますが)、建物の主として内・外壁、及び内外の床に張る建材です。一方煉瓦は粘土に砂・石灰などを加え、型に入れて窯で焼き固めたもので、土木建築材料として壁・道路・窯などに用いられています。それらは建物や生活環境に対して優れた機能をもっています。

・耐久性     古代の遺跡を見れば歴然です
・化学的安定性  酸やアルカリ、薬品に変質しにくい
・物理的安定性  耐熱性、防火性、防水性、
・メンテナンス性 耐摩耗性、清掃性

等の優れた機能性に加えて、材質感、色彩、デザイン性、張りパターン(デザインパターン)の多様性など、豊かな意匠性に富んだ装飾機能性をもっていて、古代から変わらず愛用され、今もなお増々その価値が高まっている建築素材です。

タイルの魅力

~ピリリと光って、キラリと引き立つタイルの魅力~

古くから床、壁の保護を目的として誕生したタイルは、現在も私たちの暮らしに深く関わり、デザインの美しさも進化し、屋外(遊歩道、ビルの外壁、門、エントランス、塀などの外装)や、屋内(リビング、ダイニング、キッチン、浴室、サニタリーの内装)の分野で多彩なデザイン性を持った美しい豊かな生活空間づくりに大きな役割を担っています。
モザイクアートといわれるもので住宅のみならず街や様々な生活空間での美的環境が問われる現代、建築家の間にも注目されています。
エントランス ビフォー
エントランス ビフォー
エントランス アフター
エントランス アフター
段差のある玄関
段差のある玄関
段差がなくなった玄関
段差がなくなった玄関
壁面2 ビフォー
壁面2 ビフォー
壁面2 アフター
壁面2 アフター

タイルは生き物。やがては土に還る究極のエコ建材

更に環境破壊に対するエコ建材としても見直されています。タイルは、もとより土から生まれたものです。住宅の耐用年数が来れば、タイルも粉砕され土に戻されます。誠に循環系の、焼却不要のエコ建材であるのに対して、例えばシックハウス症候群の原因ともいわれるホルムアルデヒドやトルエンが含まれる建材と比べてみれば、そのエコ振りは歴然です。
また、従来の機能に加えて、防汚性、調湿性、防臭性に優れた製品も開発され、施工技術の発達とともに、その性能は日々進化しています。
かつて浴室・浴槽では、タイルがふんだんに使われた時代もありました。それは食事の際に使われる陶器や磁器の食器類が、人体に影響を及ぼす化学物質が溶け出る心配もなく、さらに一度温めると冷めにくいという特性と、自由にサイズ設計できるデザイン性の高さが評価されていたからです。現在はお風呂のタイル設置には多くの時間や費用が掛かるため高級品となっていますが、今もその評価は高く根強い需要があります。

不動産価値を高めるタイル張り住宅

風格漂う全面タイル張りの戸建て住宅
風格漂う全面タイル張りの戸建て住宅
今から10年前のお話です。戸建て住宅のお客さんの外壁リフォームの際、タイルにするか、塗装にするか迷われていたお客様のお話です。見積もると塗装は120万円~130万円、タイルの場合は500万円、約4倍の差です。お客様は結局タイルの外装を選びました。完成の時足場が外され、タイル張り外装の美しい仕上がりを目の前にすると、「タイル張りにしてよかった!」と大変喜んでいました。あの当時は他にも同じようなタイル張りのリフォームを多く扱いましたがすべてのお客様が満足されていました。500万円の金額は確かに高いかもしれませんが、もしこの家を売るときに外装全てにタイルが張ってあれば不動産として相当の価値がついたと思われます。例えば建物の評価価格が1500万円だとしてもタイルが張ってあれば、500万円の付加価値がつき建物全体として2000万円の評価額となるはずです。またこんなお話もしました。もしお客様が塗装の外壁にして浮いた500万円で高級車を買ったとしたら10年後の車の価値は極めて低額なものとなっていることでしょう。お客様は500万円儲けたようなものですよ、と。時を経ても変わらない商品価値と、さらにタイルには不動産価値を高める魅力があるのです。

【川崎市タイル煉瓦工事工業組合の仕事】について

「玄関の角のタイル、ちょっとだけ欠けているんだけど…」タイル1枚の修繕から気軽に対応

近年多くなっているタイルの補修・修繕に関するご相談はもちろん、「玄関の角のタイルが一枚だけ欠けている。気になるけど、どこに修繕をお願いしていいのかわからない」そんなときこそ、気軽に頼めるのが「川崎市タイル煉瓦工事工業組合」に加入している組合員のお店です。組合に加入している組合員名簿は、このページ後半に掲載、住所や電話番号をはじめ、ホームページ(※ホームページを設置している場合に限ります)もリンクしていますので、ご自宅近くの職人さんを見つけて、是非気軽にお問い合わせをしてみてください。

【川崎市タイル煉瓦工事工業組合】とは

組合の目的・概要

設立40年以上の歴史を持つ当組合は現在16の事業者によって組織されています。活動の目的として、進化するタイル・煉瓦の知識を深め、技術の向上に努め、斬新なアイディアで業界の発展と社会的地位の向上を図ると共に、私たちの事業を通して豊かな市民生活の向上に寄与することを願って活動しています。

組合の事業

最新工具や工法に関する勉強会等のなど、知識技能向上のための様々な取り組みや組合員向け広報紙の発行、後継者育成のためのPR事業等を行っています。
定例会の様子
定例会の様子
■定例会

2ヶ月に1回行われ、業界や消費者およびお客様の動向、クレーム、ご要望などの情報を共有し、今後のより良い事業サービス向上の検討と団結のための大切な場となっています。
フォトフレームの周りに色とりどりのモザイクタイルを張る中学生<br>(「技能職者に学ぶ」にて)
フォトフレームの周りに色とりどりのモザイクタイルを張る中学生
(「技能職者に学ぶ」にて)
■その他

市民への啓蒙活動、中学校での体験授業
市や区のイベントで一般市民向けに住宅相談会や展示会を行い、理解啓蒙を図ったり、
中学校で「技能職者に学ぶ」等の体験授業を行い、モノづくりの楽しさと「仕事」といううものの大切さを学んでもらっています。

組合からのメッセージ

■川崎市民の皆様へ
例えば、
 「我が家をリフォームする予定で一部タイルを使ってみたいのだが」
 「タイルの補修のついでにデザインも変えたいと思っているが」
 「玄関の角のタイルが1枚欠けていてみっともない、補修したいのだが」等々
どんなことでもご相談ください。私たちは長年川崎市の中で、地元密着の、顔の見える、信頼と責任をもっての営業を行って参りました。きっと皆様のご要望にお応えし満足していただけるものと自負しております。
お問合せがありましたら、組合もしくは以下の組合員の事業者にご一報ください。

■未加盟の同業者の皆様へ
1人では限界のあるものでも共に研さんに励み、情報を交換し合い、力を合わせれば大きな仕事をすることができます。業界全体の底上げと発展、そして待遇などの改善、業界の社会的地位の向上、さらに安心と誇りをもって後継に譲れるような希望の持てる業界を私たちは目指しています。組合加入による様々なメリットもあります。お互いの発展のために力を合わせましょう。ご一報ください。

川崎市の技能者や職人の皆様を紹介する映像番組「The 職人魂」にも、紹介されました。

川崎市タイル煉瓦工事工業組合

■所在地  〒215-0021 麻生区上麻生6-22-10
■TEL   044-988-1510
■FAX   044-988-3032
■代表者 (株)アンドータイル 安藤健