花き装飾のお仕事は、簡単に言えばお花屋さんのお仕事です。お花屋さんといっても、その仕事は多岐にわたり、お花を仕入れて、陳列・販売するだけではなく、花束や装飾などのフラワーアレンジメントも行います。誕生日、結婚式、葬儀などシーンに合わせたアレンジができることはもちろん、お客様の好みに合わせて仕上げる「技術」が必要となります。
また、展覧会やコンテストなどへの出展を行ったり、生け花やフラワーアレンジメントの教室を開講するなど、活躍の場は様々です。

神奈川県生花小売商協同組合は、神奈川県内にて生花小売業を営む会員の経済的地位の向上を図り、店舗経営の近代化を目的として昭和48年に設立しました。

相互扶助の精神に基づき、会員の利益を第一に考えた活動を行っています。主な共同事業としては、生花及び関連資材の共同購入、フラワー装飾技能認定訓練校の開校等、会員の技能向上支援、「花に親しむ消費者の集い」「親子ふれあい花教室」「フラワー装飾技能コンクール」といった各イベントの開催、会員の福利厚生事業を行い、会員のために必要な共同経済事業等を実施し、会員の自助努力を支援するとともに、自立した企業の発展育成を促進しています。

技能職者に学ぶ

川崎市技能職団体連絡協議会（技連協）が主催する「技能職者に学ぶ」職種別講義に参加、講師を派遣し、中学生に花き装飾の仕事について教えています。中学生に本物の花を使い、アレンジメントを体験してもらうことで、花き装飾の仕事への興味・関心をもつ機会を作り、職業選択の幅を広げます。