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かわさき夢工場

なぜ印刷できるか?

クイズに答えて朝日プリンテックのひみつにせまろう!

提供:川崎市
朝日プリンテックは新聞を印刷・梱包・発送する工場です。

Q3.なぜ印刷できるか?

版画などではほって凸凹をつけますね。でも、新聞は平らな版に 文字の所だけ
インクを付けています。さて、このしくみに、関係あるのはどれ??
1.水と油の性質
2.光の性質
3.鉄の性質

正解は?

1.水と油の性質

昔は新聞も凸版で印刷していました。版画や印鑑のように、出っ張ったところにインクを付けるやりかたです。とっても大きなハンコを、鉛や樹脂でつくっていました。現在では平らなハンコです。平らなところに、インクの付くところ、つかないところができるのは、なぜでしょう?
それには、いろんなしくみや物の性質をいかしています。まず、アルミの板の上に、インクの付いて欲しいところだけ、ごくうすく樹脂をつけます。この樹脂は、感光性といって光を感じるだけで固まり、また、油と仲のよい性質を持っています。ですから、文字や写真のところは光が通るようにして光を当てると、文字のところに樹脂がつき、インクはその樹脂のところにつくのです。
そして、樹脂のついたところ以外、アルミの板のままの部分には、水をつけます。インクは油を含むものを使います。こうすると、インクは、樹脂の部分からはみ出てこないで、きれいに文字や写真を印刷していきます。つまり、水と油(インク)がはじく性質を使って、きれいで読みやすい印刷を実現しているのです。