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「アイヌの人々の歴史と文化を学ぶ連続講座」参加者募集!

アイヌの人々の歴史と文化を学ぶ連続講座

2019年にアイヌ施策推進法が施行され、法律上初めてアイヌ民族を先住民族として明記されました。また今年の7月に国内初のアイヌをテーマとしたナショナルセンターがオープンするなど、アイヌの人々への関心が寄せられています。アイヌ民族の歴史や世界観、アイヌ文様や伝統舞踊、アイヌ語や口承文学を通じて、アイヌの人々の「先住民族」としての固有の歴史・伝統文化を学んでみませんか?

日程

2月14日(日)、2月20日(土)、2月28日(日)、3月4日(木)

午後1時30分~午後3時30分

対象・定員

関心のある方20人 

会場

2月14日(日)日吉分館

2月20日(土)、2月28日(日)、3月4日(木)幸市民館

受講料

無料 ただし、 2月20日の回のみコースター作成材料費500円。

申込

1月15日(金)午前10時から幸市民館まで電話(044-541-3910)または来館にて。(先着順)

  お預かりした個人情報は、講座の目的以外には使用しません。

持物

筆記用具、2月20日のみハサミ・縫い針を持参。

講座のプログラム

講座のプログラム
 回日程 内容・講師
1 2月14日(日)

アイヌ民族の歴史と世界観・首都圏における運動

講師 元東京経済大学教員 寺地 五一さん

    チャシ・アン・カラの会 代表 島田 あけみさん 

2 2月20日(土)

アイヌ文様の刺繍と文様の意味

講師 チャシ・アン・カラの会 代表  島田 あけみさん 

3 2月28日(日)

アイヌ語とアイヌの文学

講師 アイヌ語の語り部 宇佐 照代さん・平田 篤史さん

4 3月4日(木)

アイヌ古式舞踊鑑賞とその歴史

講師 AYNU  RUTOMTE 代表 宇佐 照代さん

    アイヌ文化アドバイザー    平田 篤史さん   他

(注意)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日程や内容の変更、または中止となる場合があります。当日はマスクの着用手指の消毒・非接触型体温計での検温に御協力ください。また、体調不良の場合は、参加をお控えください。

講師紹介

講師画像

島田 あけみさん(1・2回目講師)
1956年、北海道静内で、アイヌの両親のもとに生まれる。1976年、就職のために上京。結婚して、二児をもうける。2003年からアイヌとしての活動を始める。2009年と2010年に、米国とニュージーランドの先住民リーダー育成プログラム「アンバサダー・プログラム」に参加し、アイヌとして生きる自信を得る。2012年、ニュージーランド先住民族マオリの取り組みから学び、次世代のアイヌのリーダーを育成するアオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム実行委員会を結成し、これまで2回、アイヌ代表団を率いてニュージーランドを訪れた。同胞が集える場を作ることを目指すチャシ・アン・カラの会の代表として、毎年アイヌ感謝祭を開催している。

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寺地 五一さん(1回目講師)
1943年生まれ。東京外国語大学大学院修士課程修了。元東京経済大学教員・早稲田大学エクステンション・センター講師。1990年~91年、米国コロラド州立大学を拠点としていくつかの先住民居留地で先住民の現状、文化などを学ぶ。長年、日豪先住民交流を主宰し、2011年には豪日交流基金によるアイヌ代表団派遣事業を実施。アイヌ・マオリ交流プログラム事務局。出版物には、雑誌連載「私たちはなぜ先住民族について考えなければならないのか」、著書『アメリカ一日一言』、翻訳『ノーム』、『ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか』、『ウッドストック--1969年・夏の真実』などがある。

講師画像

宇佐 照代さん(3・4回目講師)
北海道釧路市生まれ。10歳の時に上京し、アイヌの伝統舞踊やムックリ(口琴)などを習う。現在はアイヌ伝統舞踊や刺繍、木彫り、トンコリ(弦楽器)などに取り組むほか、アイヌパフォーマンスグループ「AYNU RUTOMTE」の代表として踊りを中心に活動中。若い世代が伝承していかなければアイヌ文化が消えてしまうとの危機感から現在、小・中・高校生向けの人権問題体験学習会などの講師を務めている。

平田 篤史さん(3・4回目講師)
縄文工芸作家・アイヌ文化アドバイザーとして活躍。新潟県津南町なじょもんで、縄文土器やアイヌ刺繍、木彫り、アイヌ語などのワークショップを毎年実施している。

日吉分館案内図(幸区南加瀬1丁目7番地17)

幸市民館案内図(幸区戸手本町1丁目11番地2)

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