市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第48週)」を作成しましたのでお知らせします。
第48週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は38.18人と前週(57.73人)から減少し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.05人と前週(2.86人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.00人と前週(2.03人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスの実施状況”について取り上げました。
川崎市における令和7年第48週(11月24日~30日)の急性呼吸器感染症(ARI)の定点当たり患者報告数は101.17人でした。サーベイランス開始以降、報告数は70.00人前後で推移していましたが、第44週(10月27日~11月2日)に急増し、その後は100.00人を超える報告が続いています。ARIの報告数が急増した第44週には、インフルエンザの流行発生警報が発令されており、ARIの報告数の増加にはインフルエンザの流行が影響していると考えられます。
また、11月に病原体定点医療機関から搬入されたARIの検体63件のうち41件からインフルエンザウイルスA香港型が検出されており、そのほかには、RSウイルスやアデノウイルス等が検出されています。