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こどものココロのケアのおハナシです。

株式会社エージェント・インシュアランス・グループ 川崎支店

11月25日の日本経済新聞・夕刊に、親のがんを知った子どもの心のケアについての記事がありました。

「お母さんががんになったのは僕が悪い子だから?」―。
親のがん発病を知った子どもが、誤った自責の念や過度の不安を抱える例が報告され、
心のケアが課題となっている。

医師も患者本人も治療に手いっぱいで、家族にまで気が回らないことも多いが、
8割の子供が心の傷を抱えているとの調査結果もある。
厚生労働省の研究班は米国を参考に、子供がつらい気持ちをため込まないためのケアプログラム作りを始めた。

とのことです。

…わたしは今回の記事を読んで、「ここまで子供が親のがんで心に傷を負うものなのか…」と驚いてしまいました。

子供の心のケアに対する取り組みは、まだ始まったばかりだそうですが、
個人的には、サイコオンコロジー(精神腫瘍科)を活用するのも有効な手段ではないかと考えています。


+++以下、記事の内容です+++

【親のがん知り、誤った自責の念―子供の心 どうケア】
 「お母さんががんになったのは僕が悪い子だから?」―。親のがん発病を知った子どもが、
誤った自責の念や過度の不安を抱える例が報告され、心のケアが課題となっている。
医師も患者本人も治療に手いっぱいで、家族にまで気が回らないことも多いが、
8割の子供が心の傷を抱えているとの調査結果もある。
厚生労働省の研究班は米国を参考に、子供がつらい気持ちをため込まないためのケアプログラム作りを始めた。

 「今日はちょっと変わったサイコロを作ります。それぞれの面に怒りを解消するための方法を、絵や文字で書いて」。進行役の女性の合図で、子供たちは色とりどりのペンやクレヨンを手に、サイコロのマス目に絵や文字を書き込んだ。

 走る、寝る、ソファに体当たりする、枕に顔を埋めて叫ぶ―。
約20分後、様々な怒りの解消法が書かれたサイコロが完成。出た目に従ってそれぞれの方法を実演してもらう。
がん患者の子供の心のケアを目的に米国で開発されたプログラムの一幕だ。

 プログラムは全6回で、小児科医や臨床心理士、医療ソーシャルワーカーらと取り組む。
サイコロ作りや気持ちを表すお面作り、親へのお見舞いカード作りを通し、
子供に「悲しみ」「不安」「怒り」などの感情を素直に表現させる。

 心の負担軽減が狙いで、進行役からは親のがんのことは尋ねないが、子供が自ら語れば耳を傾ける。
これを繰り返すことで、日常生活でも親の病気をめぐる感情をうまく発散できることが期待されている。

 「言えなかったことが言えてすっきりした」と参加者の杉原萌花ちゃん(9)は照れ笑いを浮かべる。
それまでは「がんについてママに聞きたいことがあったけど、落ち込むんじゃないかと思って聞かなかった」。
母親の佳子さん(49)も「最近は『痛い?』『つらい?』と気兼ねなく聞いてくれる」と変化を喜ぶ。

 ◇対話のきっかけに

 横浜市の女性(47)も参加後の子供の変化を感じている。
テレビでがんに関する番組が流れると嫌がっていた長男(8)が、
最近は「お母さん、メモとらなきゃ」とペンとメモ帳を持ってきてくれるという。

 プログラムでつくった作品が、親子の対話の糸口にもなることもある。
研究班は対話を通じ、親子が素直に病気と向き合えることを期待している。

 研究班メンバーで国際医療福祉大学大学院の小林真理子准教授は
「多くのがん患者の子供はどんなに不安や心配でも、迷惑がかかるからと親の病気のことを聞けず、
1人で抱え込むことが多い。どんな形でもよいので感情を表せる場をつくることが必要だ」と話す。

 研究班は子供の心理変化を分析、より日本人向きのプログラム完成を目指す。

 研究班が2008年7月~今年1月に乳がん患者25人(30~46歳)とその子供12人(10~16歳)に行った調査では、
8割の子供が心的外傷ストレス障害(PTSD)の症状を示すなど心に傷を負っていることが判明。
引きこもりや幼児退行などがみられるという。

 研究班メンバーで聖路加国際病院小児科の小沢美和医師は「子供は、
『親ががんになったのは自分が勉強しなかったり、兄弟げんかしたりしたから』と誤った自責の念を抱きやすい」と指摘。
「親も、子供に不安を与えたり、子供を介して周囲に病気が知られたりするのを恐れ、説明を避ける傾向が強い」と分析する。

 小沢医師らはこうした状況を改善するため昨春、
がん患者の親子に役立つ情報を集めたホームページ「Hope Tree(ホープツリー)」も開設した。

 2月には、乳がん患者とその子ども向けの絵本「おかあさん だいじょうぶ?」も出版。
発病が子供のせいではないこと、手術で乳房を失ったこと、抗がん剤治療で髪の毛が抜けることなどをやさしく伝えている。
10月には製薬会社と協力、子供への伝え方をまとめた患者向け冊子も作った。

 ◇治療で手いっぱい

 ただ、国内の取り組みは始まったばかり。治療行為そのもので手いっぱいという医師や患者本人も多く、
家族の問題にまでなかなか目が向かない。
東京共済病院(東京・目黒)の医療ソーシャルワーカー、大沢かおりさんも、
「子供の状況について全く記載のないカルテも目立つ」と話す。

 07~09年に厚労省研究班でがん患者とその子供のインタビュー調査を行った獨協医科代の高橋都准教授は
「治療に忙殺される医師に子供の心のケアまで求めるのは難しい。
看護師や医療ソーシャルワーカーなど医療チーム全体での取り組みが重要。
子供ごとにどんなケアが必要か、データの集積が必要」とみている。

―海外では10年前から取り組み―
 国立がん研究センターがん対策情報センターがまとめた推計によると、05年までの10年間の推計患者数では、
働き盛りの子育て世代でのがん患者の増加傾向がみてとれる。
特に30代の増加が顕著で、05年に新たにがんと診断された推計患者数は1万6090人と1995年の1万1956人から約3割増えた。

 獨協医科大の高橋准教授によると、海外では10年ほど前から子育て世代のがんを「parental cancer(親のがん)」と呼び、
親ががんとなった子供の心をケアするための取り組みが始まっている。

 厚労省研究班が用いらプログラムもその1つ。
米の財団が開発、米国各地のがん拠点病院など50ヵ所以上が採用。アイルランドでも取り入れているという。

 各病院ではプログラムを年4回定期開催し、親ががんになった子供を次々受け入れられる態勢が整いつつある。
放課後にプログラムを受けさせるため、親が来るまで病院に子供を送り届ける光景もおなじみだ。
ただ、効果の医学的根拠はまだ証明されておらず、現在、研究者による効果の実証が進められているという。


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私たちも、お子様と接する機会がとても多いのですが、
本当に小さい子たちは感受性が豊かで、少しのことで大はしゃぎしたり、
また逆に、ほんの些細なことがキッカケで泣き出してしまったりします。

ちいさな胸に「ガン」という響きはやはりショックも大きいのでしょう。

こういった研究が進められて、少しでもちいさな体に与える負担を軽減できるようになる未来を切に願います。

基本情報

名称株式会社エージェント・インシュアランス・グループ 川崎支店
フリガナカブシキガイシャエージェント インシュアランス グループ カワサキシテン
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