下町酒場はしご酒~江戸川のディープな居酒屋巡り
地蔵通り商店街に佇む古びた酒場が独特の雰囲気を生み出す
小岩駅南口から歩いてすぐ。
多くの人で賑わう街の雑踏に紛れるように佇むのが(阿波屋)である。
もつ焼きを看板に七転び八起きの精神を薬味として本日も絶賛営業中。
昭和の香りが漂う店内で、常連客や仲間同士が仲良く酒を飲み交わす姿は、この店ならではの光景といえる。
昭和の酒場らしく、料理も「冷奴」「小あじ焼」「酢だこ」など、昔ながらの肴がズラリ。
ここに来たら刺身は絶対に食べなきゃ損。
チビリと日本酒で合わせれば文句なしの相性を誇る。
この店を訪れたなら、まずはこれを押さえておけば間違いないだろう。
まずはビールでのどを潤す。
ングングング……。
お通しをいただきながら、串モツの焼けるのを待つ。
店主一押しは白モツだ。
タン、ガツ、レバー、白モツなどが2本260円。
串は2本260~300円。
それにしても、店内の喧騒が妙に洗練されていて、不思議とお洒落な感じがする。
年配の客たちは、昭和酒場ホールを懐かしむかのようだ。
こういうパワフルな大衆酒場で飲むと、萎えた心も鼓舞される。
そこが利点だ。
★メニュー「値段は訪問時。現在とは誤差があるかもしれないので参考までに」★
冷奴350円
小あじ焼480円
酢だこ630円
おまかせお刺身3点盛り1000円
ボール350円
ウーロンハイ370円
↑イカ刺身
↑ガツサシ。もつ料理と魚刺身の二枚看板
↑この日のお通し
↑小岩の古典酒場
店名 | 阿波屋 |
住所 | 東京都江戸川区南小岩7-25-17 |
営業時間 | 16:30~22:00 |
定休日 | 日・月曜 |
連絡先 | 03-3657-1448 |
関連サイト | なし |
取材日 | 2020年 |
◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規8000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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