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第33回 川崎駅の石敢當 殿

「石敢當(いしがんとう)」ってご存知ですか?
中国が発祥の、魔よけの石碑や石標のことです。
日本では主に沖縄県や鹿児島県で見かけることがあるそうなのですが、ここ川崎にもその「石敢當」があるんです。

さて、それはどこでしょう?
JR川崎駅東口
JR川崎駅東口
ここは、言わずと知れた川崎駅東口(大きなバスターミナルのある方)。
いつもながら、人の多い場所です。


春を知らせる花々で彩られた花壇。
春を知らせる花々で彩られた花壇。
あちこちにきれいな花壇がありますね~
あちこちにきれいな花壇がありますね~
写真の真ん中にある大きな木の下に…
写真の真ん中にある大きな木の下に…
そのバスターミナルの真ん中あたり、大きなクスノキの下に「石敢當」はあります。

毎日通勤のときに石敢當の前を通り過ぎている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
クスノキの下にあるんです!
クスノキの下にあるんです!
あ、これ知ってる! ⇒⇒
毎日見かけてるよ~~

という方も少なくないのでは?
魔物は石敢當に当たると砕け散るとされており、道の曲がり角や三叉路などに作られることが多いのだそうですが、なぜまたこの川崎駅にそれがあるのでしょう…?
その由来について、石敢當の裏面に、以下のように記されていました。
由来書
昭和41年9月、沖縄諸島は数次の台風に襲われ甚大な被害を受け、なかでも宮古諸島は蘇鉄地獄といわれるほどの悲惨な状況でありました。川崎市議会は超党派で救援を決議し広く全市的救援活動を展開しました。この碑は救援活動の返礼として宮古島特産の名石トラパーチンに石敢當を刻み贈られたものであります。石敢當は古代中国の強力無双の力士の名前で、この3字を刻んで三叉路や丁字路等に建て厄除けとする習慣が伝承し、沖縄、南九州地方に及んでおります。ここに、川崎市と沖縄を結ぶ友好親善と文化交流の絆として石敢當を建て、市民の交通安全を祈るものであります。 

昭和45年9月1日 川崎市長 金刺不二太郎
ここにあるとおり、昭和41年に台風によって甚大な被害を受けた沖縄諸島へ全市的な救援活動を展開した川崎市へのお礼として送られたのが、この石敢當だったのですね。
川崎駅前に置かれたのは、都市である川崎の“魔物”は、交通事故という考えからだったのでしょうか。
この石敢當、当時送られたものは、いまのこの形ではなくて、以下のような石を積み重ねて作った、亀の甲羅のような形だったそうです。
※川崎市文化財課発行「伝説さんこんにちは」よりスケッチ
※川崎市文化財課発行「伝説さんこんにちは」よりスケッチ
表彰します!
表彰します!
大震災や爆弾低気圧など、災害への対応を考えなくてはならない今、交通事故だけでなく、あらゆる魔物から守ってくれるよう、お願いの気持をこめて、表彰します!

JR川崎駅東口 バスロータリーの真ん中あたりにあります。